2008-05-22 第169回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
支援協議会は地域の総合病院、そして再生機構は専門病院、集中治療を行うという言い方でした。 私は、そこに含まれているメッセージというのは、健康診断から外科手術まで非常に専門的な判断をやるということがやはり事業再生には必要なんだと。当然のことでありまして、特に機構になれば、関係機関からの出資がございます。
支援協議会は地域の総合病院、そして再生機構は専門病院、集中治療を行うという言い方でした。 私は、そこに含まれているメッセージというのは、健康診断から外科手術まで非常に専門的な判断をやるということがやはり事業再生には必要なんだと。当然のことでありまして、特に機構になれば、関係機関からの出資がございます。
現に今、地域の大病院集中傾向の弊害が多過ぎるから、イギリスみたいに、まず大病院に行く前に必ず診療所に行かないと大病院に行けませんよというんじゃなくて、日本の今の、だれでも診療所であろうが病院でも行けるという、自由な医療機関に行けるよさを残しながら、どうやって大病院集中体制を直していくかという方法を講じられている。 同時に、出来高払い制度というのは、本来私はいい制度だと思っています。
○小泉内閣総理大臣 これは、菅さんも厚生大臣をされたからよく御承知のことだと思いますが、方向としては、大病院集中、すぐ大病院へ行くという方向をやはり改めていった方がいい。診療所には診療所のよさがある、大病院には診療所でできない設備も整っておる、そういう観点から、できるだけ大病院集中という方向というものを改善していこうというのはそのとおりだと思っております。
こういう点についてどういう改善策を講じられるべきか、必要な診療は行わなきゃならないけれども、何でも大病院集中ということをどうやって解消すべきかという問題もあったわけであります。 そういう点から、医療費の問題につきましても、出来払制度が本来だったらば望ましいという点も私は理解できます。
それは、たくさんの優秀な機器がそろっている大病院と個人でやっている病院と同じでなくてもいいのではないか、あるいは大病院集中の弊害をなくす、三時間待って三分診察ということをなくすためには、そういうすばらしい特定の病院に対してはある程度予約制とか料金の差を設けてもいいのではないかということを言っているということを御理解いただきたいと思います。
確かにこの五千と三千だけで本当にかかりつけ医の方にふえて大病院志向が減るのかと、こういうことは恐らく、多少の効果はあると思いますけれども、これだけで機能分化が進むとは私どもも考えていないわけでございまして、やはり診療報酬上の措置も含めまして医療提供体制の改革というものがないとこういう大病院集中というのは改まらないだろうと、こういうふうに考えております。
その場合に、今の大病院集中傾向をどうやって変えていくかというと、紹介制だけで果たして可能かなと。むしろ、患者は病院を選ぶことができるけれども紹介があった方が安く済む、大病院へ行けるけれども直接行った場合は紹介よりも高くかかるという方法も考えられるのではないかと。
○国務大臣(小泉純一郎君) 大病院集中の流れを変えようとして、仮にそういう方法を講じたとする、あるいは紹介制と直接行った場合にも料金に差をつけるような形で今の外来患者が大病院から減ったとすると、大病院の経営にも大きく影響してくる。
また、外来患者の大病院集中の流れを是正する観点から、大病院の外来は五割程度としております。 高齢者につきましては、一割または二割程度の定率一部負担とするとともに、一定以上の所得のある者については、一般の加入者と同一の負担とすることとしております。
〔委員長退席、理事上野公成君着席〕 まず、大病院の外来は五割程度の定率負担とし、外来患者の大病院集中の是正を図り、病院の機能分化を推進する方針に関して質問させていただきます。 五割の自己負担となると、国民の多くは財布の中身を調べてからでないと受診できなくなり、確かに受診抑制効果はあると思います。
今そういったようなシステムがいわゆる国民の信頼が得られる形でできていないものですから、やはりそういったような裏返しとして外来の大病院集中というようなものがあるのではないか。
○高木説明員 お尋ねのとおり、平成五年に特定機能病院というような形で診療情報提供料というようなものを新設してきたわけでありますが、これらの影響といいますか、これらに伴う外来の大病院集中というものがどの程度変わってきたかということについては、客観的に評価をしていくというのはこれはなかなか難しい面がございます。
医療機関の機能の体系化については、これまでにも、患者の流れを変え、大病院集中を是正したいとして、平成四年の医療法の改正により、特定機能病院制度を創設し、特定機能病院の他の医療機関への紹介料加算を新設しました。
患者さんの病院集中はいけないと言うけれども、病院にかかればこの三つの科を回っても一回で済んじゃうわけですね、二千円で済んじゃうというところにおかしなことがあるんです。
しかしながら、今までよかったといいましても、一方では、三時間待って三分しか診療できないと端的に言われるような大病院集中傾向、さらには、他国に比べても入院期間が長いのではないかとか、いろいろ問題が出ております。また、人口構造的に見ても、高齢者が急激にふえていく一方で少子化の傾向が進んでいるという財政的な面も考えなくてはいけない。
また、医療機関の機能分担をより明確にし、大病院集中を排除するため大病院の一般外来診療の制限もやむを得ないのではないか、かように考えております。また、病院の公私の役割分担を明らかにし、一方、機能別病床数を考慮した地域医療計画の策定を行うことであります。また、介護病床との整合性に配慮した老人保健福祉計画の策定を行うことも必要であります。 次に、現行医療保険制度の当面の改革について述べます。
○政府委員(谷修一君) 先ほどの最初の方の御議論の中にありましたように、現在の患者さんの流れというのは大病院集中というか、そういう流れがあるということは認識をしています。
○政府委員(高木俊明君) まさに、患者さんの外来の特に大病院集中というのは我が国の医療の一つの問題点、非効率な医療になっているんじゃないかというふうに思っておるわけであります。
一挙にその流れを変えるということにはならないかもしれませんが、今みたいな大病院集中、風邪でも、ちょっとおなかが痛くても何でも大病院というような流れは何とか変えるような方策はないかなということで検討していきたいと思います。
近くのかかりつけの病院に、診療所に行けば済むにもかかわらず、やはり大病院の方がいいという気持ちを持って行く人が多いからこそそのような大病院集中で、本当に必要な患者さんがじっくり診てもらえないで、本来、大病院に行く必要のない人も診なければならないということから、こういう医療提供体制の流れも見直さなければいかぬという議論が出ているのだと思います。
また、外来患者の病院集中といった非効率を是正するために、診療所と病院の機能分担や、かかりつけ医の導入が必要と考えます。 そして、これらの医療制度全般にわたる抜本改革の検討に当たっては、数値的な目標を設定し、かつ、年次計画を立て、あるいは期限を切って解決していくような手法をとるべきと考えます。 次に、今回の医療保険制度改正案についての見解を述べます。
しかし、反面、自由に病院を選ぶことができるということから、大病院集中の傾向が強まったり、あるいははしご受診とか、今言われたような話、マイナスの面も一部に出ているのは事実であります。 そういうことから、これから地域のかかりつけ医の機能を強化していくことが必要ではないか、同時に、診療所、病院との役割分担も必要ではないかという点が今後改革の中で当然出てきます。
今回の特定機能病院制度導入の趣旨及び患者の大病院集中是正策につきまして、改めて厚生大臣のお考えを承りたいと思います。 また、特定機能病院に紹介制を一部導入することが、患者の受診病院振り分けに効果をもたらすことになるとお考えでしょうか。また、紹介制の導入が、特定機能病院と一般病院、診療所間の系列化を促進することにつながるおそれはないでしょうか。
次に、特定機能病院制度の導入の趣旨と患者の大病院集中是正策につきましてでございますが、特定機能病院は、高度の医療が必要な患者に医学医術の進歩に対応した高度の医療を効果的に提供することをねらいといたしており、それを制度化するものであり、紹介制度を導入して、高度な医療を必要とする患者を優先的に取り扱うことを通じて適切な患者の流れを形成する一助としてまいりたいと思っております。
もし一歩間違えますと、三時間待っていた者が今度は六時間待とうと大病院集中ということが起こりはしないか。その辺をうまく流れをつくっていかなければいかぬなと思っておるのですけれども、そのあたりの患者さんの心理、そしてまた、うまいぐあいに患者さんの流れをつくっていくためにはどのようなやり方が望ましいと思われるのか、それぞれの先生方にお尋ねをいたしたいと存じます。
それから、患者さんの大病院集中ということで、今御指摘ございました三時間待って三分診療ということがございますので、今回の医療法によって、それぞれの患者さんに対して医療を受けるべき一つの道しるべと申しましょうか、そういうものを明確にして、それぞれの病状に見合った病院を選択してもらうというのが一つの目的でございます。
病院集中主義であり、総合病院中心主義であり過ぎる形をとっているのです。それがムードですよ。これがそういう形になるのが、今の全体の人たちのバランスをとって、特定のところだけでできる施設があって、みんなそのようにしてもらえればいいのじゃないか。あなた方それができないなら、それについていけばいいじゃないかという形になる前に、全体のレベルを足並みをそろえるような形にするのが私は指導行政だと思う。