加えて、御指摘のあった病床体制、病床がどの程度埋まっているのか、特に重症者の方の施設がどのぐらい余裕があるのか、こういったことを見ていかなきゃいけないというふうに思っております。ちなみに、今、東京で重症者の数は八人ということで、百床の重症者用の病床を用意しておりますので、かなり余裕もございます。一般の病床も余裕があります。
また、病院の体制、病床体制についても、厚労省から考え方について新たに事務連絡をして、しっかりとこの間に病床の体制、提供体制をしっかり整えていこうというふうに対応しているところであります。
今回のこの大きな流行を終息させた後、今後小さな流行が起きても、それぞれの地域のクラスター対策によってそれを抑え込み、大きな流行にはしない、ならないようにするということを念頭に、一週間単位の新規感染者数の減少傾向であるとか、あるいは人口当たりの感染者数、感染経路不明の状況、クラスター発生の状況、近隣の県の感染状況、こういったものについて、そして医療提供体制については、例えばICUなど重症者を守れる病床、体制
それから、これは一人の医師では負担が大き過ぎますので、複数の医師による連携が必要でありますし、また、症状が急変した場合にすぐ入院できるような病床体制を地域で確保しておくことが必要であります。 それから三つ目は、何といっても医療従事者の意識改革と申しますか、知識、技術の向上を図っていく必要がございます。病院の医師は、在宅医療の選択肢を患者、家族に積極的に提示できるようになる必要がある。