1975-04-16 第75回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
三月二十三日の夜に、東京都の西多摩郡羽村町の一養豚農家の飼養豚の一部に、食欲不振と、それから鼻端、蹄部に水胞、痂皮——これはかさぶたでありますが、そのような現象が出現する疾病のあることが東京都の家畜保健衛生所に届けられました。翌日の朝、同保健衛生所が現地調査を実施いたしました結果、症状が口蹄疫、豚水胞病に類似しておりましたため、農林省の家畜衛生試験場へ病性鑑定を依頼いたしました。
三月二十三日の夜に、東京都の西多摩郡羽村町の一養豚農家の飼養豚の一部に、食欲不振と、それから鼻端、蹄部に水胞、痂皮——これはかさぶたでありますが、そのような現象が出現する疾病のあることが東京都の家畜保健衛生所に届けられました。翌日の朝、同保健衛生所が現地調査を実施いたしました結果、症状が口蹄疫、豚水胞病に類似しておりましたため、農林省の家畜衛生試験場へ病性鑑定を依頼いたしました。
かえって酸性でない土地には、アルカリ性が強い場合には、痂皮病であるとか、その他のものができる。そういうふうに考えてくると、日本の国内で麦ができなくなってきたということは、これは土壌が酸性化しておるという点が、これが非常に大きな条件になっているのじゃないかと思うのです。
BCGの接種を行いました局所に小膿疱、それから引続きましてその部分に痂皮が生じ、それが小瘢痕を作りますることは当然のこれは反応でありまして、これは副作用とは申し得ないかと思うのであります。場合によりまして直経一センチ前後の潰瘍を作りますことがありますが、この率も一%前後であります。
次に接種局所の反応でありますが、最近私の教室の阿盛教授らが千七十名に乾燥ワクチンの皮内接種を行いまして、一ヵ月後に局所反応を調べた成績によりますというと、痂皮、即ちかさぶた、これのできておるものが六一%、これはちよつと多いのですが、それからその局所に硬結、しこりのできたものが二八%、それから膿疱、ちよつと膿を持つたような小さい水ぶくれができる、そういうものが九%ありましたが、潰瘍のできたものは僅かに
即ち痂皮と申して「かさぶた」のようなものができて一ヵ月或いは一ヵ月半ぐらいで治ります。このような場合には普通の人は潰瘍とは思つておりませんが、これを医学の面から見れば、これも立派な潰瘍であります。膿が深くできるに従いまして、出口がふさがりますから、出るのがむづかしくなりますから、膿は大きくなります。従つてそれが破れました場合に潰瘍が大きくなります。
その他局所作用につきましても比較的軽微であるとするのが多数でありますが、併しこれも再接種の場合におきまして、強い副作用、強い副作用の内容は膿疱、痂皮、潰瘍と書かれておりますが、それを八〇%も発生したという報告があるのであります。これもお尋ねがあればあとで御披露申上げても差支えありません。