1953-10-30 第17回国会 衆議院 電気通信委員会 第1号
現在新潟彌彦山を中継所として二百メガサイクルのFM式回路への改装工事が行われておりまして、これが完成いたしますと回線数は一挙に倍加いたしますので、今年度に完成を予定されておりまする新潟市外電話局の整備と相まつて、新潟、長野を中心とする市外通話の疏通状態が著しく改善されるものと期待するものであります。
現在新潟彌彦山を中継所として二百メガサイクルのFM式回路への改装工事が行われておりまして、これが完成いたしますと回線数は一挙に倍加いたしますので、今年度に完成を予定されておりまする新潟市外電話局の整備と相まつて、新潟、長野を中心とする市外通話の疏通状態が著しく改善されるものと期待するものであります。
尚今の電話の疏通状態が非常によくないという一つの原因としては、電話の数の足りないということもやはり一つの原因にはなるのであります。例えば一本の電話を無暗やたらに酷使いたします結果は、常にお話中お話中になりますので、非常に電話の数も又或る程度これが行き詰つたところには増加する必要もある、こういうことを言い得るのであります。大体以上のような状態でございます。
私共はできるだけ百三十五億を、二百億できませんまでも、何とかして頂きませんと、この電話の疏通状態及び一般の産業、経済、政治、文化等に影響いたしますところが頗る甚大であると考えておりますので、折角努力いたしておる次第でございます。
尚又今回非常な災害を蒙りました大阪方面におきましては、この機会に今まで私共の悩んでおりました特別都市工事が、金がなかつたので十分できなかつたというような点、それから非常に疏通状態が惡かつたというようなことを、禍を転じまして福とするには参りませんでも、普通の状態に相成りますようにこの災害復旧の、今度の大阪方面の災害復旧は、特別都市工事及び将来の建設の素地を作り得るような面においてでも、応急復旧工事とは
例えば昨日も例に取りましたのでございますが、周知調査局で電話に需要状態を調査しまして、その調査が計画局へ廻つて、計画局がこれを実際の電話に当嵌めた疏通状態の計画案を作つて、それを施設部門の施設局が技術的に、且つ経済的にこれを檢討しまして予算を組んで、その予算を経理局に廻し、経理局が予算の成立を見ました後に、施設局はそれを建設局に渡して、建設局がその仕事を建設しまして、勿論建築がありますれば、建築部の
(拍手)これによりまして電報の疏通状態は概ね平常に復しました外、電話についても漸次良好なる状態に向つておる次第であります。以上申述べました電氣通信施設の蒙りました損害は極めて莫大な額に上るものでありまして、これが復旧には数億円を要するものと思料せられ、これにつきましては各位の絶大なる御協力を念願する次第であります。
これによりまして、東北・北海道方面の電報の疏通状態は本日午前七時現在において、北海道向けの電報停滯は約一千六百通、これを除いて今までの停滯信を一掃するに至り、電話におきましても、東北方面への通話がやや良好になる状態に復旧いたしてまいりました。なお電報取扱いの制限は、去る二十三日以來これを解除いたしております。