1954-05-11 第19回国会 参議院 大蔵委員会 第42号
○小林政夫君 それにしても、これは在外預金に適用される交換レートですが、第一表は未払送金為替に使われる換算レート、その換算レートの第一表のほうでは、中国連合準備銀行券と蒙疆銀行券と同じに扱つておる、第二表のほうでは違つておる、この理由なんです。第一表と二表の交換レートが違うということは、或る程度わかる。わかるけれども一表では全部について交換レートが違つておることはわかる。
○小林政夫君 それにしても、これは在外預金に適用される交換レートですが、第一表は未払送金為替に使われる換算レート、その換算レートの第一表のほうでは、中国連合準備銀行券と蒙疆銀行券と同じに扱つておる、第二表のほうでは違つておる、この理由なんです。第一表と二表の交換レートが違うということは、或る程度わかる。わかるけれども一表では全部について交換レートが違つておることはわかる。
○小林政夫君 それから換算率で第一表と第二表との中で、第一表では中国連合準備銀行券と蒙疆銀行券とは同じ取扱にされる、併し第二表においてはとれが蒙疆のほうが倍の通貨価値を認めておるというのはこれはどういうわけですか。
○小林政夫君 それではもう一度確認しますと、第一表は昭和二十年九月二十三日には現在の交換レートであつて、そのときには連銀券と蒙疆銀行券とは同一のレートであつた。それから半年ほどたつて二十一年の上期においては、そこに連銀券と蒙疆銀行券との間にはレートにおいて開きが出て来ておる。連銀券のほうが価値が半減したと、こう了承してよろしゆうございますか。
そのほか例えば華北における連銀券と法幣と関金券とありますが、蒙疆地区における蒙疆銀行券、そういうものについての確認がまだ得られておりませんし、或いは南方地域における南発券というものがまだ確認を受けておりませんので、この表からは抜けております。フイリピンにおけるピアストル軍票も同様であります。