1948-04-28 第2回国会 参議院 予算委員会 第19号
諸情勢が變化して、時期が來れば當然改正する。かように總理、副總理、而も當該責任者である勞働大臣の御意見が非常に喰い違つておるように思うのでありまするが、これに對して、総理の一つ御所見を伺いたいと思います。
諸情勢が變化して、時期が來れば當然改正する。かように總理、副總理、而も當該責任者である勞働大臣の御意見が非常に喰い違つておるように思うのでありまするが、これに對して、総理の一つ御所見を伺いたいと思います。
諸情勢が變化して、時期が來れば當然改正するというこの御言明は、やはり新聞が相當間違つておりましようか、或いはその中に副總理の眞意が出ておりますか。これをこの機會にはつきり伺いたいと思います。
更に最後に、都市警察において管掌すべき警察業務の問題でありまするが、この新警察制度によりまして、公安の維持に必要なあらゆる行政警察の權能は、國家地方警察と同じく、すべて自治體警察の保有するところとなりまするが、この場合、これに伴う關係法令も當然改正を見るべきものと考えられます。
今度改正をいたします際に、その以外にも實はいろいろと當然改正をしなければならぬ部分もたくさんあつたのであります。
國會法は法律でありまするから、惡い點がありましたならば、立案者の方におきましては當然改正ということの途もございます。又衆議院において何らの問題が起つてないとするならば、私共參議院といたしましてはますます以て了解ができない。只今御説明の程度だけで以て、國民の意思を代表するのが衆議院であるというようなふうには私共はとつておりません。
いずれ今秋か來年の初めぐらいになると思いますが、民事訴訟法が改正されるに從いまして、特許法も當然改正されなければならない部面がございますので、そのときにはぜひとも祕密特許の條項を削除いたしたいと考えている次第でございます。