1982-04-27 第96回国会 衆議院 法務委員会 第19号
○當別當説明員 先日の当委員会におきまして、全国的な調査結果は、昨年の一月一日から十月三十一日までの調査結果ということで刑事局長から答弁させていただいたとおりでございますが、先ほどお答え申し上げましたように、東京地検における最近における調査結果という点にしぼって申し上げますならば、起訴した事案の方が不起訴事案よりも少ないという結果になっております。
○當別當説明員 先日の当委員会におきまして、全国的な調査結果は、昨年の一月一日から十月三十一日までの調査結果ということで刑事局長から答弁させていただいたとおりでございますが、先ほどお答え申し上げましたように、東京地検における最近における調査結果という点にしぼって申し上げますならば、起訴した事案の方が不起訴事案よりも少ないという結果になっております。
○當別當説明員 委員御指摘のとおり、外国人登録証明書の不携帯事案に比べますと、旅券の不携帯の事案は非常に少ないことは事実でございます。昭和五十五年一年間に東京地検が受理いたしました旅券不携帯事案は五件で、起訴猶予処分になっておるという結果が出ております。
○當別當説明員 外国人登録法上、外国人登録事務は、御案内のとおり機関委任事務でございまして、法務大臣、都道府県の指導監督のもとに市区町村がとり行っておるわけでございますが、ただいまお答え申し上げました登録済み証明書、これは多様な目的のために発行されるわけでございます。
○當別當説明員 お答えいたします。 ただいまの御質問は、刑事訴訟法百七十五条の規定によりまして、「国語に通じない者に陳述をさせる場合には、通訳人に通訳をさせなければならない。」この規定に基づく通訳者の費用の支出の問題だろうと思いますが、これは最高裁判所に証人、鑑定人、通訳人などに対します費用の支出の予算が計上されておりまして、そこから支出されることになるというふうに承知しておるわけでございます。
○當別當説明員 具体的な法違反という形態で捜査手続に移行した後は、刑事訴訟法の規定で、「自己に不利盆な供述を強要されない。」
○當別當説明員 外国人登録証明書の不携帯罪について過失犯の成立は認めております。学説のみならず、最高裁判所の一貫した判例によりまして、不携帯罪については故意犯のみならず過失犯も成立するということになっておるわけでございます。
○當別當説明員 先ほどもお答え申し上げましたが、この最高裁判所の判旨に従って申し上げますと、「刑事責任の追及を目的とする手続でないことはもとより、そのための資料収集に直接結びつく作用を一般的に有するものでもない。」こういう考え方でございます。
○當別當説明員 職務の執行に当たり必要と認める場合には、提示を求める権限を法定しても差し支えないと思います。それと制裁の方とは関係ないと考えるわけでございます。
○當別當説明員 刑事罰を科するために提示を求める、あるいは過料を科するために提示を求めるという直接の関係にはならないと思います。
○當別當説明員 過料というのは秩序罰でございますから、刑事手続でございませんので、逮捕できないことはもちろんでございます。
○當別當説明員 幾つかの裁判例があるわけでございますが、ただいま御説明申し上げましたのは、昭和四十年一月二十九日の東京高等裁判所の判決でございます。
○當別當説明員 お答えいたします。 ただいまの外国人登録する際の指紋の押捺でございますが、わが国の外国人登録法は、委員御案内のとおり、法の十四条によりまして、一年以上わが国に在留する外国人に限って指紋の押捺の義務があるわけでございます。一年未満の在留者は、指紋の押捺義務はございません。
○當別當説明員 お答えいたします。 現在の外国人登録証明書の提示という概念でございますが、これは携帯が当然前提になるわけでございます。
○當別當説明員 そこまでの事実関係は把握しておりませんが、例のただいま先生にお読みいただきました判例で見る限りは、外国人登録法第十八条一項十号の罰則の適用で起訴をするということはしておらないようでございます。
○當別當説明員 現在までのわれわれの調べによりまして、火炎びんのみを所持しておる犯罪者につきまして、これが二人以上の者の共同加害の目的で集まりました場合に凶器準備集合罪を適用した件数というのはつまびらかにいたしておりませんが、大体現在、申し上げました数の半数近くに達しておるものと考えておるわけでございます。
○當別當説明員 起訴状について逐一各被告人ごとに、その所持しておった凶器が火炎びんである場合の、その合計の被告人の数は何名かということは集計しておりませんが、大体の実態の報告あたりから換算いたしまして、約半数は火炎びんを所持しておるというように申し上げたわけでございます。
○當別當説明員 主たる凶器は火炎びんでございますが、火炎びん以外にも、いわゆる鉄棒だとかあるいはその他の凶器が含まれておるわけでございます。