1948-03-31 第2回国会 参議院 予算委員会 第13号
豫算の額は當初豫算と合せまして六百四十二億になりますので、尚少し殘つておりまするが、最近の状況では殆んどその殘がないというような状況でございます。
豫算の額は當初豫算と合せまして六百四十二億になりますので、尚少し殘つておりまするが、最近の状況では殆んどその殘がないというような状況でございます。
終戰處理費は二十二年度の當初豫算におきまして、二百五十二億七千三百萬圓ということに相成つておりまして、それから補正豫算におきまして三百九十億というものが追加に相成つたのであります。當時二百五十二億の金は、實は大體拂い切つておりましたので、三百九十億の金は大體十一月以降の支出になつておつたのであります。從いましてこれを一月分に直しますと、大體八十億ということでございます。
先ず終戰處理費ですが、終戰處理費は、昨年度は六百四十二億七千三百萬圓でありまするが、これは昨年度の當初豫算が二百七十億となつていたのを補正予算におきまして、かように増額いたしたのであります。その補正豫算成立後の一月の大體の見込額は八十億圓であります。八十億圓の内約半分が進駐軍兵舎、或いは進駐軍の宿舎、飛行場、道路等の維持管理の經費であります。
地方實籤でございますが、これは當初豫算におきまして二億五千萬圓、從つて五千萬圓の納付金がある豫定でありましたが、その後これは五億一千萬圓の發行、納付金、八千三百萬圓、こういうふうに増加して參つておるような状況でございます。
○政府委員(大野勝三君) 先程大臣から、今年の通信會計の赤字は、大體五十三億に上るという御説明がございましたが、その赤字五十三億と申しますのは、これは偶然でありますけれども、丁度二十二年度の當初豫算に計上してございました借入金の數に合致しております。
從つて第三次計畫は、先程大臣からもお話がありましたように、來年度の殘りを當初豫算で、只今大藏省と折衝いたしております。大體私共の立てました豫算を今要求いたしております。
今年度は特別會計が當初豫算におきまして二十四ございましたが、失業保險法が實施せられます關係上、失業保險特別會計とそれから從來厚生保險に入つておりました船員關係の保險を別建にいたさなければならんということになつておりまして、合計二十六となつたわけであります。今後明年度の豫算の編成におきましても特別會計の整理については、いろいろ努力して見たいと考えております。
それから税務官吏の使います旅費であります、この旅費は當初豫算においても相當程度計上いたしてございますが、その後の實績を取調べてみました結果、七月以降の旅費規則改正その他によりまして、不足を生じて参ることか明らかになりましたので、二千六百萬圓の旅費の不足を追加いたしました。
大藏省預金部特別會計におきましては、別途御審議を願いました昭和二十二年度特別會計豫算補正(特第三號)に掲げてありますように、新規の歳入不足額が七億八千七百十餘萬圓生ずるのでありますが、さきに帝國議會において協贊を得ました當初豫算におきましても、借入金をもつて補足することにいたしました歳入不足額が、九億八千五百三十餘萬圓あるのでありまして、國民の零細な貯蓄をもつて賃金とし、その運用を目的といたします本會計
從つて、當初豫算において計上いたしました一般會計に對する益金の繰入も不可能と相なるのみならず、歳入不足を招來する状況と相なつてまいりましたので、この際、さしあたりの措置として、今囘この會計の製品の對前年度比較増加額を見返りとして借入金をいたしまして、斫伐に要する經費等を支辯し、この會計の運營を圓滑にいたさんとするものであります。
しかし飜つて考えてみますと、ただいまの追加豫算は本年度の當初豫算に對する追加でありまして、當初豫算が日本の將來のあり方について考えていられなかつたということは顯著な事實であります。
そうしてそれによつて生産される數量は戰時中におきましては、大體七、八百億本を生産しておりまして、大體一グラムを一本と計算してその程度でありますが、今年度の當初豫算におきましては、五百十億本程度のタバコを生産する計畫でありました。
○河野(一)政府委員 文部省におきましての自然科學の研究費、學振の豫算でありますが、これは當初豫算として五千萬圓計上をしております。
言い換えると、結果において政府はそういう意圖を持つておられないでも、取り易いところからは十分に取られて、そうでないものは負擔が一向課せられておらんという實際的な結果が生れているのじやないか、又そうなるのじやないかと縣念して質疑を重ねているわけなのでありますが、そのことを一つ判斷する資料となると思うので、もう一つ私はお伺いしたいのですが、當初豫算に豫想されております所得税收入の中で九十七億が滯納になつておる
而もこれらのものは大體只今御指摘になりました例の別表によつて納税するという階層であつて、源泉で主とて課税されるというものが多いのじやないかと思うのでありますが、そうなつて來ると自然に當初豫算の實績に照してみましても、百億に近い滯納が行われておる。
それから當初豫算における所得税の額に對する滯納が人員にしてどれくらいにあるか、税額にしてどれくらいになつておるか、これをお分りでしたらお伺いしたいと思います。
それからなお十二月中に一般會計から支拂見込のものはどうかというお話でございますが、當初豫算と補正豫算第八號までの金を含めて三百億程度であります。そのうち、三分の一が終戰處理費ということに相なつております。
百十億の分與税の當初豫算でありましたのを、さらに八十一億増加いたしまして、その中には遊興飲食税の穴もこれで補填をしていくという方針をもつております。
今囘御承知のように、當初豫算におきます間接税にタバコを入れて考えてまいりますと、大體において直接税と間接税の比率は、當初豫算におきましても半々でありますが、今囘も半々というようなことで、その比重は違つていないのであります。
これは勤勞所得につきましても、大體當初豫算におきましては、千二百圓ベースで考えておつたのであります。最近千八百圓ベースということに相なつてまいりますと、當然源泉課税の自然増收が見込まれるわけでございます。また事業所得につきましても、最近の物價の改定によりまして、當然またこの所得の増加が豫想されるわけであります。
これに對して歳入の方はどういう形で、いわゆる形式的健全財政のつじつまを合わせておるか、大藏大臣は衆議院において、當初補正兩方を通じて二千六百六十億圓の歳入の中で、租税收入によるものが、補正分六百三十七億圓、當初豫算を通算して千三百三十二億圓であり、歳入のうち租税の占める比率は、追加豫算のみで六九%、當初豫算を通算して六五%であつて、それから直接税と間接税との比率は七對三というぐあいになつておる。
その第一點は、豫算が國民經濟に及ぼす作用と反作用というものを十分認識しつつ、當初豫算が過去六箇月の間にどういうふうに實行されたかということ。特に今度の追加豫算は十月以降の未使用の部分、すなわち、残額と合算して今後六箇月間實行されるものでありますがゆえに、この點に留意してその合計額をはつきり把握することによつて、これがわが國民經濟に對していかなる作用、反作用を與えるかということ。
租税の三八%というのが全額から言いまして非常に問題でありますが、當初豫算では六百九十五億を計上いたしておつたわけでありますが、實際の收入額は二百六十三億、從つて三八%となるというのであります。しかるに今囘の追加豫算におきまして、六百九十五億の當初豫算に對しまして、さらに六百三十七億圓を追加する。合計すると千三百億にも及ぶのであります。
結局當初豫算の四百十三億と合計すると、本年度の所得税は六百六十九億でございますが、これは今度の所得税法によると所得税は豫算納税ということになつております。しかし來年の一月の確定申告においては、その年の所得の實績課税となるのであります。結局においてこの追加豫算だけをこの際取上げるということはできないのでありまして、年分の六千六十九億を對象にして考えてみたいと思います。
この點につきまして特に今度の追加豫算におきましては、當初豫算の十一月以降の未使用部分と合して、今後六箇月間に實行されるのでありますが、その合計額を把握して、これが國民經濟に對してどういう作用と反作用を起すかということを考えていかなければならぬと思うのであります。しかるにかかわりませず、政府はこういう参考資料をわれわれの手もとにあまり出していただけない。