1973-03-01 第71回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
私ども今日の議会政治を考えまするに、一応その政治の形態というものは、私どもの日本の国では民主主義形態というものを優先してとっておるわけでございまして、これがちなみに全体主義的な傾向を持っておる国々も、世界百数十カ国の中にあるわけでございますが、その百数十カ国の中の全体主義的な考え方に立脚いたしますると、一人でもその中に反対者、異論者、こういうものがあった場合には、しかるべく——私どもの意見、見解と食
私ども今日の議会政治を考えまするに、一応その政治の形態というものは、私どもの日本の国では民主主義形態というものを優先してとっておるわけでございまして、これがちなみに全体主義的な傾向を持っておる国々も、世界百数十カ国の中にあるわけでございますが、その百数十カ国の中の全体主義的な考え方に立脚いたしますると、一人でもその中に反対者、異論者、こういうものがあった場合には、しかるべく——私どもの意見、見解と食
さらにまた国連加盟によって日本の国際的地位を確保することができるというこの場合においては、非常に異論者も不安を抱く人もあるから、国民の政治的覚悟を新たにせしむる政府は、特別の考慮をすべき機会である。国連加盟ということが重大であるとか重大でないとかいう議論を超越して、なるべく国民を積極的に不安なからしめるように、国というものも積極的に政治を持っていかなければならぬ。
比較多数党であれば、他党との意見の調整にも時間がかかりましょうし、また党内の調整についても、わずかな異論者をも党の統制に服することがむずかしくなる。こういうことが今日のような混迷を招いておると思うのであります。
第二の理由は、すでに先刻委員長によつて報告をいたしておりまするがごとく、本院は去月二十三日に、当議場における特定なる政党を除く他の各党会派一人の異論者もなくして、現内閣、殊にその責任者である内閣総理大臣吉田茂君に対して、警告決議案を議決いたしております。この警告決議案の意図するところは、第一に検察庁法第十四条の指揮権発動の撤回を求めるということである。
御承知のごとく、就任当初におきましては、法律専門家でないしろうと大臣として、とかく省内や法曹間には批判のあつたことは間違いございませんが、しかし、就任後日ならずして、法相の嵩高な人格と豊富な知性、そうして常に理路整然、物事に対する正確なる判断とは、法務大臣として最適任者であることは、一人の異論者もございません。
あなたの属せられる自由党におきましても、十三回国会において本案を通過するにおいては一人の異論者もない。大蔵委員会における一部の人たちの反対はありましたが、本法通過の際はそれらの人々も賛成しておる問題でございます。
行政協定につきましても、国民の間においても多少の異論者もあるわけであります。そこで実施の面におきまして、これらがもし弊害を生み、先ほどの物資の横流れとあわせ考えまして、この行政協定の結果として、国民が苦しむのではないかというような声が現われて参りますと、これはやはり行政上の大きな失敗になるであろう。そういう建前からただいま主税局長さんからも慎重に考える。
たといどんな考えの者が読かれたにしても、大切な宗教的な情操というものは植えつけられるというこの一点だけを取上げましても、私は異論者が多少あつたとしても、まず表彰してもさしつかえないものだと考えておる。 そこで参考人に私のお尋ねしたいことは、先ほどの満場一致でなければ表彰できないのだというようなお考え方の根本です……。