2015-03-05 第189回国会 衆議院 予算委員会 第14号
彼女いるのという問いかけ自体が男女の異性愛を前提とした問答であって、現実に存在する多様な性的指向を全く想定していない無理解をあらわしています。 存在なき者として扱われている日常の中で、当事者は息を潜め、自分を押し殺し、沈黙を強いられています。自分のセクシュアリティーを表明した場合、ホモ、おかまなどの侮蔑表現にさらされるかもしれない。
彼女いるのという問いかけ自体が男女の異性愛を前提とした問答であって、現実に存在する多様な性的指向を全く想定していない無理解をあらわしています。 存在なき者として扱われている日常の中で、当事者は息を潜め、自分を押し殺し、沈黙を強いられています。自分のセクシュアリティーを表明した場合、ホモ、おかまなどの侮蔑表現にさらされるかもしれない。
私たちの社会では、とかく異性愛の女と男が結婚して子供を産むことが正しい性であるというような社会通念が、私たちの社会の中にある考え方を一枚一枚はがしていきますと、実は依然として根底にあるような気がするんですね。 ですけれども、現実を見ますと、先ほど金城参考人からも性同一性障害の問題が提起されました。あるいは、同性愛の方もいらっしゃいます、両性愛の方もいらっしゃいます。
それから第二は、アフリカなどに見られますように異性愛感染による一つの大流行地。第三は、アジア、東欧のようにエイズ患者数というのが極めて少ない地域。おおむね私はこういうふうに考えているのでありますが、この点の認識はどうですか。
二番目に申しましたのは、私たちが一番恐れております異性愛感染というものが意外として起こりがたいものである。そういうようなことを申しますときっと、じゃアフリカではあんなにはやっているのになぜ日本では大丈夫なのか、そのようにお尋ねになるかもしれません。それは完全にはわかっておりませんが、アフリカにおきましては、まず第一に性病が非常にはやっております。
そういう意味で、将来その一番の核となりますか、そういうものを、やっぱりほんとうの小さい幼ないもののうちに、子供の心に愛情を植えつけることが、それがだんだん異性愛にまで広まり、あるいは人類愛にまで広まると思いますので、できるだけ幼ない子供にでもそういう自然を愛する、鳥を愛するというものの考え方、愛情というものを植えつけるような努力をしてまいりたいというふうに考えておる次第でございます。