1979-12-06 第90回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
先ほどもお話を申し上げましたように、島根、鳥取両県のちょうど境界に当たる地域にあります美保湾におきまして、昨年秋以来しばしば異常高波が発生をいたしまして、鳥取県側の対岸に当たる島根県の美保関町の町内の道路や港湾などに、甚大な被害を与えているわけでございます。そこで、運輸省港湾局に引き続いてお尋ねをしたいのですが、まずその原因についてでございます。
先ほどもお話を申し上げましたように、島根、鳥取両県のちょうど境界に当たる地域にあります美保湾におきまして、昨年秋以来しばしば異常高波が発生をいたしまして、鳥取県側の対岸に当たる島根県の美保関町の町内の道路や港湾などに、甚大な被害を与えているわけでございます。そこで、運輸省港湾局に引き続いてお尋ねをしたいのですが、まずその原因についてでございます。
これは島根県八束郡美保関町の美保湾一帯での異常高波についての問題です。 美保関町といえば、関の五本松でも有名な風光明媚なところでもあるわけですが、ここに美保湾の「境港要覧」というのがあります。この概況という項目の中に、自然地形と外港埠頭及び防波堤により、冬季の北西風及び春秋の北東卓越風から完全に遮断され、港内は至って静穏であると記されているように、きわめて恵まれた湾であるわけです。