1951-03-12 第10回国会 参議院 予算委員会 第25号
十月、十一月には事変動乱の当時を上廻るところに回復をいたしておりまして、十二月はこれはもう異常状態でございますから、取上げることはできないかとも存じますけれども、一月の状態は十月、十一月の状態をほぼ持続をいたしておるのではないか。今後、安本長官が申されておりまするように、食糧或いは衣料の確保、同時に経済活動の活濃化に伴う賃金の向上、大体懸念ない状態で推移をしているのではないか。
十月、十一月には事変動乱の当時を上廻るところに回復をいたしておりまして、十二月はこれはもう異常状態でございますから、取上げることはできないかとも存じますけれども、一月の状態は十月、十一月の状態をほぼ持続をいたしておるのではないか。今後、安本長官が申されておりまするように、食糧或いは衣料の確保、同時に経済活動の活濃化に伴う賃金の向上、大体懸念ない状態で推移をしているのではないか。
それからその次にお尋ねいたしますが、御承知の通りに、生糸の価格は最近非常に異常状態を呈しまして、昨年の後半期には生糸の価格というものは、一般に物価が上つたとかどうだとかいうような問題と、もうかけ離れた状態でありまして、昨年の丁年春繭の出廻りの六月頃には十一、二万円をしておつた生糸が、八月には二十万円になり、本年の二月には三十万円を突破する、いわゆる三倍というような価格に実は上つて参つたのであります。
○岡村文四郎君 非常に困つた問題だからお伺いしたいと思うのですが、赤澤さんからお話がありましたように、災害保険の異常状態にあることは一応自分もそのことを考えておつたのでありますが、非常にその場合が大きくて米のことで大きな問題を起している。それを今度の予算になぜ上げなかつたか。
かつ国内の需要から見ましても、朝鮮の動乱という異常状態がありませんと、やはり戰標船はなほ多少のよけいなものがあるわけです。そのよけいなものは、この買い上げたあとに残る。なお余剰の戰標船は、船主の手で処理してしかるべきである、かように考えております。
○岡田(修)政府委員 この傭船等による商業的活動はできるだけ自由にいたしたいと考えるのでございまするが、日本海運の現状におきましては、裸傭船のように、日本の船腹需給と非常に深い関係のあるものにつきましては、この目前の異常状態の期間においては、これを許可制にいたしたい。しかしこの状態も、一年たてば解消するのではないだろうか。
その意味合いにつきましては、私はつきり了解はいたしかねるのでありますが、日本の現在の対外貿易状況は、なるほど一種の異常状態にあることは、まことに遺憾とするところであります。わが國といたしましても、一日もすみやかに正常なる取引を外國との間になし得るような態勢に持つて行くことが必要であると考えまして、その方向に向つて不断の努力を拂つておる次第であります。
併し最近の異常状態がなくなつたとしても、豊水期のあの電力生産が、過去における最も沢山出た時ですら制限しなければならないという点から見るならば、異常渇水が解消しても尚且つ電力の不足は止るものではない。從つて電力の需要の点に問題があるのじやないか。