1974-03-11 第72回国会 衆議院 予算委員会 第30号
しかし、その後各港、横須賀、佐世保、さらに復帰後の沖繩におきまして核種の測定システム、具体的に申しますと、モニタリングポスト、モニタリングポイント、それからモニタリングボートによります測定、あるいはその後の核種の分析結果、その中で、異常測定値につきましては、すべてその異常が放射能雨によるものである、あるいはその他のレーダーによるものである、そういうことがすべて確認されておりますので、そういう意味で、
しかし、その後各港、横須賀、佐世保、さらに復帰後の沖繩におきまして核種の測定システム、具体的に申しますと、モニタリングポスト、モニタリングポイント、それからモニタリングボートによります測定、あるいはその後の核種の分析結果、その中で、異常測定値につきましては、すべてその異常が放射能雨によるものである、あるいはその他のレーダーによるものである、そういうことがすべて確認されておりますので、そういう意味で、
そのあとでいろいろな調査が出まして、その結果は、御承知のように山崎さんをもとにいたしまして、きわめて良心的にやっていただいたと私は思いますけれども、御承知のような報告の結果というのは、「ソードフィッシュ号以外の放射線源については、常識的に考えられるいくつかの原因について検討したが、異常測定値の原因となるものは見あたらなかった。
それとあと一つは、私は委員会で正式に、これは内海委員のほうからも要求をしたはずでありますけれども、横須賀の異常測定値が出たときに、レーダーの結果であるというようなことでお茶を濁された。しかしそれはあとから関係者の学者に聞いてみますと、レーダーの結果だという結論はわれわれのほうでは出しておらない。
この内容を一々申し上げる時間がありませんけれども、結論的に言いまして、放射能以外の原因を究明するためにいろいろの試みを行なったけれども、今回の異常測定値は放射能によるものと考えるのが妥当である。それから、ソードフィッシュ号以外の放射線源については、常識的に考えられる幾つかの原因について検討したけれども、結局異常測定値の原因となるようなものは見当たらなかった。
佐世保の異常放射能事件に関する科学技術調査団の十日から十二日までの調査の結果、米原子力潜水艦の周辺で去る六日記録した異常放射能値の原因と考えられた米工作艦上の電気溶接作業、それから近くにいた米掃海艇のレーダー電波も、異常測定値の原因ではなかったことを明らかにいたしました。その結果、米原潜ソードフィッシュ号による放射能の排出説が強くなったわけです。
大体それで来ておったのでございますけれども、今回の異常測定は、御承知のとおり五月六日午前中の十時前後に観測船を出していたしましたものの中から、船から百メートル前後のところに三カ所実は異常測定値があらわれたのでございます。 で、それについて今日反省をしてみますと、やはり多くのわれわれとすれば手落ちもあったかと思います。
○国務大臣(鍋島直紹君) 二十五分とかどうとかということ私記憶にないわけでございますが、今度の異常測定値を見てからのいろいろな措置、それを今日反省してみますと、やはり観測体制が、もう過去数年間原子力潜水艦が入港すること二十数回、そういったようなことで、まあいわばだいじょうぶでございましたから、いま考えてみますと十分なる観測体制でなかった、もっとやればできることをやっていなかったという点は深く反省させられております