1991-01-29 第120回国会 参議院 本会議 第7号
戦後二番目の五十カ月を超えた今回の大型景気の特徴は、株価の高騰と地価の異常暴騰に象徴されるとおり、財産を持っている人々に大きな利益をもたらしました。そして、これを支えたのが超低金利と超緩和の金融政策でありました。昨年の株価低落を機に、バブル経済が流行語になった感じがいたします。バブル経済は決して自然現象ではありません。
戦後二番目の五十カ月を超えた今回の大型景気の特徴は、株価の高騰と地価の異常暴騰に象徴されるとおり、財産を持っている人々に大きな利益をもたらしました。そして、これを支えたのが超低金利と超緩和の金融政策でありました。昨年の株価低落を機に、バブル経済が流行語になった感じがいたします。バブル経済は決して自然現象ではありません。
わが国の自由経済法則のたてまえから言えば、もちろん取引所における売り操作、買い操作、思惑買いも許されるものではありましょうが、それにしても一部の業者によって異常な高騰を招き、その業者はそれによって莫大な利得を得ている一方、相場の異常暴騰はそのままもろに庶民生活へ多大な影響を及ぼし、全国各地の菓子業界や製あん業界では、小豆の暴騰で採算が合わなくなり、倒産に追い込まれたところも出ているほどであります。
○瀬野委員 昭和五十一年産米価、農業白書、財団法人日本動物愛護協会、小豆の異常暴騰対策並びに国有林の林地崩壊問題等について、農林大臣及び関係省庁に質問をいたします。 米審の日程について農林大臣にお伺いいたします。
結局端的に申しますと、昨年の暮れ十一月、十二月にかけての異常暴騰時の山が数カ月おくれて四月、五月にきておるということでございます。
しかし、今度の黒字というのは、恒久的なものではなくて、木材の異常暴騰につながって黒字が出た。また、最近木材は下がっておりますから、コンスタントにそれが出てくるようなものであるならば、あなたのおっしゃるようなことに積極的に向けるのがいいと私は思っておりますが、きわめて変動的なので、その趣旨はよくわかりますけれども、この金を全部使ってしまえということまではいまの段階で踏み切れないと思っております。
私ども全国建設業協会は、昨年十一月初旬よりの木材の異常暴騰並びに木材に関しまする二次製品の暴騰、加えまして本年当初より二月、三月にかけまするセメントの異常不足と、現在まで朝鮮動乱以来予期したことのないような異常な事態を迎えて本日にまいっておりますが、ようやく資材の不足等の状況も今年四月以降五月に入りましてやや安定したかに見えておりましたけれども、昨今特に六月下旬より棒鋼、特に小型棒鋼でございますが、
○塩見俊二君 次に、土地と株式の問題が、異常暴騰を通じまして非常に大きな問題になってまいったのでございますが、まず私は、株式の問題についてお尋ねをいたしたいと存じます。時間がありましたらほかの問題にも入りたいと思っておりますが、まず株の問題につきましては、まあ確かに私はこれは異常暴騰だと思います。
○国務大臣(山中貞則君) 大体物価の異常暴騰いたします原因は、供給が不足して売り手市場になりました場合に価格が急騰するというのが通常のパターンであります。しかし今回の場合は、自分たちの手持ちのドルというものが、十月九日のチェックによる差額は全部あとでもらえるのだという一応の概念は頭にあっても、復帰当日においては三百五円の実勢レートでかえられた。
私から言うのは釈迦に説法のたぐいでございますけれども、御承知のように、土地の価格というものが異常暴騰を遂げておる。これはただ単に住宅地が確保できないということだけの問題ではございません。もちろんこれは物価問題の根本にもさかのぼっておる、あるいはあなたのほうで計画をされた国土総合開発をやろうと思っても、土地の高騰ということか一番のガンになることは言うまでもないわけであります。
こういう面から申しましても、内地の人絹の方に多少潤つて参る、従つて値段の異常暴騰というのもだんだんしずまつて来るのではなかろうか、こういうふうに考えております。
特にわれわれが考えるのは、先ほども申しましたが、日本の経済は本年以降におきましては、あるいは物価低落あるいはまた経済不況等におきまして、いろいろと賃金の低下傾向等はあつても、異常暴騰等は考えられないわけであります。
この物価統制令等をやはり存置しておいて、異常暴騰や何かのときには措置をとるというようなことは望ましいかどうか。さようなものがなければ、また何らかほかの措置を講ずる必要があるのではないか。こういう点について御意見を承りたいと思います。
統計面においても、いろいろと異常暴騰、異常暴落のあつたときは別として、一割八分から二割二、三分くらいの、大体二割を前後として動いている。つまり米が半俵、繭が一貫目というふうに動いている、こういうふうに思うのであります。