1991-04-02 第120回国会 参議院 内閣委員会 第4号
そして、過去、河口湖の異常増水によって町が水に埋まったというふうな災害もありました。そして、四十年代には山津波でもって多数の方が犠牲になっているというふうな事故も隣の西湖というところでありましたね。例えばの話ですけれども、そういうふうに非常に突然の異常気象によってそういう事故が起きているという歴史もあるわけなんです。
そして、過去、河口湖の異常増水によって町が水に埋まったというふうな災害もありました。そして、四十年代には山津波でもって多数の方が犠牲になっているというふうな事故も隣の西湖というところでありましたね。例えばの話ですけれども、そういうふうに非常に突然の異常気象によってそういう事故が起きているという歴史もあるわけなんです。
したがって、これまでにも大変な雪害が出ているわけですけれども、私が心配するのは、融雪期を迎えて、例えば雪崩であるとか河川の異常増水であるとかがけ崩れ、地すべりといったような災害が多発をするのではないか。したがって、県なり市町村なりがこれに対応することは言うまでもありませんけれども、国として予想されるそういう事態にどういうような措置をあらかじめ考えておられるか、まず最初に承りたいと思います。
大変大きな被害を受けたわけでありますが、そのときに、こういうような異常増水から住民を守るために治水組合というものをつくって、この根本的な対策をしようではないかということになりました。県、地元、国が協力をし合いまして、放水のための隧道が開削されたわけであります。これは明治四十年から大正三年にかけて開削をされた隧道で、先ほどのお話にもありました県庁隧道というものであります。
このため、両県下におきましては各地で山津波、土砂くずれなどを超こし、家屋の倒壊、収穫前の農作物、風倒木による被害が激甚をきわめ、中小河川の異常増水のため家屋の浸水、道路、橋梁等の損失が多きに至り、特に、埼玉県においては二十八名、群馬県においては十五名のとうとい人命が失われるという悲しむべき事態が発生しているのであります。
本法を提出しました理由を綜合的に簡單に申しまするが、本法は異常増水の場合に、上流より自然に下流に水が移行する場合において、即存の道路によつてその水量は遮断停滯せしむるとてあようなことがないように、そのために道路に通水路を設けなければならないというような理由なのであります。