2005-03-31 第162回国会 参議院 総務委員会 第10号
本年冒頭から話題となっているNHK教育テレビの戦争特集番組に関する問題については、昭和天皇を戦犯に祭り上げるべく計画をされた、死者を裁き、また弁護人も付けない、裁判と言うにはほど遠い、自称女性国際戦犯法廷なるものを扱った極度に偏向した番組企画について、公正公平な放送の観点からNHKの上層部が編集責任者として初期段階で十分な企画内容の点検と是正を行っていなかったことこそが問題の本質であります。
本年冒頭から話題となっているNHK教育テレビの戦争特集番組に関する問題については、昭和天皇を戦犯に祭り上げるべく計画をされた、死者を裁き、また弁護人も付けない、裁判と言うにはほど遠い、自称女性国際戦犯法廷なるものを扱った極度に偏向した番組企画について、公正公平な放送の観点からNHKの上層部が編集責任者として初期段階で十分な企画内容の点検と是正を行っていなかったことこそが問題の本質であります。
それが六十三年ぐらいになってからさらに急速に倍加しまして、そして番組をつくるのに絶えず先のこと、つまりそれが外国に売れるかとか、あるいはビデオになって国内販売はどうだとか、あるいは本になるのかとかというふうなことが番組企画の先に議論をされるような形になったと聞いております。私自身はそのころはもういませんでしたから。
一方では、すぐれた番組企画を新たに展開するためには、NHK自身の力だけではなくて関連の事業体とも力を合わせまして、広い意味の大きなNHKとして積極的な新しい番組企画を取り入れ、かつまたその過程においてより能率的な番組の制作を進めてまいりたい、このようなことをいろいろ考えております。
それから平和の問題は、確かに平和年に即してという形での番組企画につきましては、これからいろいろ考えてまいりたいと思いますけれども、私どもの日ごろの番組においても、いろいろな形でこれは放送しております。
それから番組企画あるいは番組制作の過程において、現実のNHKの中でいろんな人たちに私が取材し、あるいはお話し合いをする中で、いつも皆さんがおっしゃることは、いろんな圧力というものが問題であるよりも、もうそういうようなものは逆に初めから企画をしない、つくらないというふうになってしまっている自分を発見するときに、とても恐ろしいことだというふうにおっしゃいます。
先生から御指摘のありましたそのラジオ番組の計画書に、料金値上げの土壌づくりをねらいとするということが記載されておる、そういうことについて、これはおかしいではないか、けしからぬではないかという御指摘があったわけでございますが、これについて調べましたら、先生の御指摘のような文書がこの番組企画の初期の段階で担当者の書いたものとして作成されていたという事実を私どもは確認いたしました。
私が入手した東北電力の内部資料「ラジオ番組企画」には、次のように書かれている。これは次官、あなたに意見を聞きます。「番組のねらい」と書いて、その次に、「わが国が当面しているさまざまな問題をとりあげ、根底にある日本人の公共概念の欠如や権利と義務のアンバランスに反省を求める。こうして、とかく風潮にゆがめられがちなものの見方、判断について正しい時代認識、将来の道標を指し示す啓蒙番組とする。
○参考人(坂本朝一君) 御承知のように、「こんにちは奥さん」を、発足以来、鈴木健二君が担当して今日に至っておるわけでございますが、たまたま来年はテレビ開始二十周年になりまして、そして来年の二月の一日がテレビ開始二十周年の記念日になるものですから、来年度の事業計画の中にテレビ開始二十周年にちなむ特別な番組企画を考えたいということから、教育局のほうでいろいろと考えました企画が、やはり海外取材をもとにいたしまして
さらに各教科の番組編成の実際にあたりましては、各教科の教科調査官というものが文部省におりますが、その教科調査官等が番組企画委員会に出席いたしまして、学習指導要領に基づいて指導、助言を行ない、資料提供を行なう、こういうことで放送法の規定に従いまして、文部省としてはNHKに協力しているわけでございます。
それはむしろ番組の制作、特に企画において、この国内番組基準にのっとりまして番組企画方針というものがきまりますから、その企画方針を一番生かしてその出演される方の創作力が生きてくるという形、それを考えまして幾らかの候補を選びまして、その中から、その番組の目的に一番適切な方を最後の段階においてわれわれが決定するという形をとっております。
又番組企画委員会を自主的に局内に設け、ローカル放送の独善化を避けて、国民の利益になる放送をと心がけて絶えず努力しております。その他松山中央放送局では学校放送及び婦人の番組等の充実にも努力しております。
それと先ほど放送審議会というようなことに ついてのお話がございましたが、この二十七年度の予算にも番組企画及び審議諸機関を充実するというふうなことがございますが、放送審議会のほうは、実は放送法にありますように「公衆の要望を満たすとともに文化水準の向上に寄与する」という使命がございますが、それにつきまして先般も申上げた審議会というようなものにおきまして、文化の水準の向上に寄与するというような点の大きな