2019-05-29 第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
○田村(貴)委員 今度の法案審議に先立って、私、鹿児島県の畜産、酪農農家の声を聞いてまいりました。食肉加工の現場にも入らせていただいて、見せていただきました。生産者の方が、外国の肉が入ってくるから二、三年で安くなっていくだろう、安くなったら若い農家は大変だ、輸入農産物で関税が下がれば子や孫に継がせられなくなってしまうというふうなお話を聞いてまいりました。農家は見通しを持てない状況にあります。
○田村(貴)委員 今度の法案審議に先立って、私、鹿児島県の畜産、酪農農家の声を聞いてまいりました。食肉加工の現場にも入らせていただいて、見せていただきました。生産者の方が、外国の肉が入ってくるから二、三年で安くなっていくだろう、安くなったら若い農家は大変だ、輸入農産物で関税が下がれば子や孫に継がせられなくなってしまうというふうなお話を聞いてまいりました。農家は見通しを持てない状況にあります。
今回の家畜共済の見直しは、畜産・酪農農家の制度改善の要望が相当程度反映したものとなっておりますし、また、事務の効率化、合理化の点で大幅な改善が図られております。
今回の見直しは、畜産、酪農農家の制度改善の要望が相当程度反映したものとなっておりますし、また事務の効率化、合理化の点でも大幅な改善が図られていると考えております。
そんな意味で、今後、いかような環境変化や、畜産、酪農農家の皆さんの経営の状況が変化するかもしれません。それを今から断定的に申し上げることはできませんけれども、今の現状におけます政策の整理としましては、TPP発効の日ということでございます。
今回、日豪EPAは牛肉関税の大幅削減ということで、これ畜産・酪農農家にかなり影響を与えるということで、二〇〇六年の衆参の国会決議、これは全会一致なんですけれども、重要品目が除外又は再協議の対象となるようにというふうな全会一致の国会決議があったわけですね、全会一致で。牛肉というのも当然重要品目だったわけでありますが、今回こうなったということは、これもう国会決議に反していると。
先ほど小里政務官が、対策の中でマルキンやいろいろな形でというようなことで、牛肉の関税が減るわけですから、百億ぐらい減ると言われていますけれども、そういうマルキンもいいんですけれども、これをきっかけにして、畜産、酪農農家に対して、どんな形で国際競争力、構造改革を意識的に進めていくということを考えられているか、政務官にお聞きしたいと思います。
配合飼料が高騰しているということで、今、このままでいけば基金残額が不足して新たな方策を考えなければいけない、こう言われているぐらい、配合飼料の高どまりというのは日本全国の畜産、酪農農家にとっては大変な状況である、そのように思います。 その中で、国内での自給飼料対策というようなことで、草地生産性向上対策事業というのがあります。
さて、先ほど、平成十八年から二十年まで畜産、酪農対策の小委員長というのに自民党でつかせていただいたというふうに申し上げましたが、私自身は茨城の選挙区でございまして、就任したときに数えてみたんですけれども、茨城三区でございますが、票としては、畜産、酪農農家というのは二百票ぐらいしかないんです。ですから、そういった意味では、決して畜産、酪農が盛んな地帯でもないわけです。
先ほど申しましたように、今、配合飼料価格の高騰、円安の問題もこれあり、非常に将来不安を畜産、酪農農家の方々はお持ちであります。そういう中であるがゆえに、この外的状況、外的要因による不安感というのを、円安の問題も含めて、そしてTPPの問題も含めて、ぜひ払拭していただくよう私の方からお願いして、質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。
このこともすぐ政府として対応しないと、すぐに畜産、酪農農家は経営に窮しますから。このことは時間が来たので答弁を求めませんけれども、すぐに検討に入っていただきますことを最後にお願いして、質問を終わります。 ありがとうございました。
それから、さっき大臣からもお話ありました、JAさんとか、それから横峯議員ですとか、寄附の活動、あるいはふるさと宮崎応援寄附金を活用して、口蹄疫に関する被害を受けた畜産・酪農農家を支援しようという動きも個々人の中でも生まれてきているようです。寄附の動きですとか、何か手伝うことはないかというような呼びかけも始まっていると聞いております。
お手元の方に資料をお配りしてございますので、それを御覧になっていただきたいと思いますが、お手元にございますのは畜産酪農農家の年別の戸数ということでございます。これを見ていただきますと、毎年畜産酪農家の数がどんどん減少しているというようなことで、もう本当に一目瞭然でございますので、これを踏まえましても質問させていただきたいと思いますが。
平成二十年の飼料価格は一貫して高騰しましたから、畜産酪農農家の借入金等は更に増えて、そして経営を圧迫しているものというふうに考えられます。 このために、特に借入金のその原因となった過去の飼料価格高騰分について何らかの対策、例えば緊急対策として飼料価格高騰による農家負担分を補てんするなど、その対策等を打てないのかどうか、お伺いしたいと思います。
今や畜産、酪農農家は、配合飼料価格の上昇、高どまりによる影響で経営が極めて厳しい状況にあって、このため、デントコーンに転換し、配合飼料の使用を減らし、必死に経営を続けようと努力をして、農家は頑張っているわけであります。
こうした対策によりまして飼料自給率を向上させることにより、我が国の食料安全保障に寄与するとともに、畜産・酪農農家の経営安定に努めてまいりたいと考えております。
そこで、私は、去る二月二十一日、自民党畜産・酪農対策小委員長として、配合飼料の高騰で危機的状況にある畜産・酪農農家に対する経営支援などを内容とする一千百四十一億円の緊急対策を取りまとめました。そして、今後は、多収穫米などを基軸とする飼料用米の自給体制、こういったことをつくっていくということが非常に大事だというふうに私は思います。
これ、私、今日は入れておりませんですが、昨年一年間で五%も畜産・酪農農家が減ってきていると、こういう、一年間でですよ。そんな状況になっているわけですから、これはもう早く手を打たないといけないのだと。今いろいろ考えている私はいとまはないのではないかなと、こういうふうに思っております。これはまた後で触れさせていただきたいと思います。
国際的な穀物価格の高騰によって、全国の畜産・酪農農家が非常にその経営を維持できない大変な事態になるということで、私、昨年も大臣に質問させていただきました。 耐え切れずに、黙っていたらえさ代がもう高く付くので牛を売ってしまうと。そうすると、生産基盤そのものがなくなっていくということで、もう早くメッセージを出していく必要があるんだということでお話をさせていただきました。
畜産・酪農農家は本当に苦しんでいるということでございます。 これは私の管内の話なんですが、乳牛百頭規模の酪農家、これまでの負債とそれから追い打ちを掛けるかのようなこの度の飼料価格の高騰、このために自ら、昨年末でしたけれども、自らの命を絶つと、こういったような悲惨な事件も起きております。一刻も早く私は何らかの対策を打つべきであろうと、こういうふうに考えているところであります。
海外から飼料がたくさん入ってくることも問題ですけれども、そういって濃厚飼料をたくさん食べさせるということも問題じゃないかと思いますし、それから、先ほどお話に出ましたけれども、堆肥をつくって飼料作物用の畑にまく、あるいは田んぼに堆肥をまくというようなことはコストがかかるというようなことも聞いているんですが、その点、何か手だてというか、もっと安く、畜産・酪農農家側から堆肥が安く出ていくという仕組みとか、
(拍手) 特に、BSEの影響を受けている畜産・酪農農家や流通業者の方々に対して、その経営安定を図るため、牛肉消費拡大のためのPR事業、経営安定対策事業の拡充、緊急つなぎ融資の創設、牛肉調整保管の発動、全頭検査以前の牛肉の焼却などなど、約二千億円に及ぶBSE関連対策を講じており、今後とも、諸外国の事例を参考にして、関係者の納得のいく対策に仕上げてまいりたいと考えているところであります。
だからこそ相次ぐ離農が進んでおって、農家戸数も八九年、平成元年から九九年までの十年間で、これら畜産酪農農家は四九%減っております。 私どもも必要だとは思いますが、その上、家畜排せつ物処理法の成立によって、五年以内にふん尿処理施設を義務づけられております。
○岸本政府委員 非常に見聞の広い、また含蓄に富んだ農の哲学、畜産の哲学とも言えるような御質問をいただいたわけでございまして、私どもといたしましては、先ほど御指摘がございましたふん尿処理、労働過重、負債問題、高齢者・後継者対策などを含めまして、畜産酪農農家が意欲を持って生産を続けていけるような政策、そのことを農業基本法の見直しの中に盛り込んでいくように努力をしてまいりたい、こう思います。
○岸本政府委員 委員御指摘のとおり、畜産酪農農家が一番困っていることは、一番にふん尿処理の問題でございます。それから二つ目は労働過重の問題がございます。三つ目は負債問題。四つ目は高齢化等後継者難の問題がございます。
一方で、畜産・酪農農家は、本当にこれまで国民の食生活を支えながら、あるいは三千時間を超えるという労働力を提供しながら今日まで努力は続いているわけでございますが、きょう、ある北海道の議員さんのお話を聞いておりますと、せっかく牧草地として確保し畜産の展開を図ってきたところが、現在後継者をなくし、そこに白樺の樹木がもう五年もすると大きく伸びているという現状を訴えられておりました。
きょうは私は、ぜひとも大原大臣に、畜産・酪農農家が意欲と希望を持って取り組んでいくことができるような、そういう意味での農林水産大臣としての、また農林水産省としてのお取り組みを示していただきたい、このような気持ちで質問させていただきたいと思います。