1980-05-14 第91回国会 衆議院 農林水産委員会 第28号
ただ、いわゆる発展途上国、後進国では食糧が不足をするので、先進国の余剰といわゆる開発途上国の不足というものが当面は一応バランスをするような形で推移するような見通しではございますが、しかし、同時に、先生御指摘ございましたように、農業生産というのは非常に天候、自然条件に影響を受けまして、そういう意味ではきわめて不安定でございますし、片方で、先ほど先進国ではある程度余剰があると申しましても、今後畜産化が進
ただ、いわゆる発展途上国、後進国では食糧が不足をするので、先進国の余剰といわゆる開発途上国の不足というものが当面は一応バランスをするような形で推移するような見通しではございますが、しかし、同時に、先生御指摘ございましたように、農業生産というのは非常に天候、自然条件に影響を受けまして、そういう意味ではきわめて不安定でございますし、片方で、先ほど先進国ではある程度余剰があると申しましても、今後畜産化が進
たとえば農道にいたしましても、機械化に適するようにしなければなりませんし、また区画をきめる場合におきましても、機械が入るという前提のもとでやるとすれば、いままでのような小さい区画では十分機械の効率を発揮できない、こういうことになりますし、すべて営農の変化といいますか、あるいは近代化、あるいは畜産化というような傾向、そういう土地に適し、あるいは営農に沿うたような土地改良を進めていかなくちゃならぬということは
そういう意味におきまして、農業政策全体としてお考え願いたいと思うのでございますし、またそれも御承知のことでございますが、たとえば機械化をするというようなことにいたしましても、あるいは畜産化するということにいたしましても、それを行なっていくところの基盤といいますか、大型機械なら大型機械を入れていくという基盤がまだ十分整っていないじゃないか、せっかくそのほうに指向しても基盤がよくできてなければだめじゃないか
しかしながら、その内容につきまして、たとえば農業の機械化あるいはまた畜産化、あるいは果樹等の面につきましても十分にいっておらないと思います。その原因は、やはりそういうことをやる基盤といいますか、環境といいますか、この整備が非常におくれておる、こういうふうに認識いたしておりますので、私どもはその基盤を強く推し進めていかなくちゃならない。
近代化の内容といたしましては、やはり農業の機械化、あるいは畜産化、あるいは果樹化、こういうことでございますけれども、その方面には相当進んできております。しかしながら、こういうところに進めていくためには、そういうことが進みいいところの基盤が必要でございます。
○北村暢君 私はちょっと時間がおくれまして、天田さんがどういう質問を最初のほうにされたかちょっとわかりませんが、今度の開拓融資保証法の改正にあたって、特に大臣に出席を求めましたゆえんの一つは、開拓政策に対する政府の根本的な考え方、これをお伺いしたい、こういうことに一つの理由があったわけでございますが、ということは、まあ米麦中心の農業から、選択的拡大の畜産化というものを主体にした農業の形態に持っていこう
○川島国務大臣 北海道の畜産化、それから草地開発などは、第二期計画を今調査作成中でございまして、三十八年度から初スタートするのですが、今お話しの通り大体牛を六十万頭にしようという考えを持っております。それに見合っただけの草地の開発を施策しておると思うのですが、北海道には耕作可能地で未開拓の土地が数十万町歩あるわけでございます。
だんだん畜産化していって、高度な農業経営化していくということが将来の日本の方向でなければならない。そういう面から見れば、単に農林省が、どうも日本の畜産というのは副業的にできているから、いいかげんでよろしい——という言葉を使うと怒られるかもしれませんが、適当にあしらっておけばよろしいんだというものの考え方では、私は農民は助からぬと思う。
ところで、そこでその零細農、小さい農家に対して生産性の向上というようなことをいっても、なかなかできないじゃないか、機械化もできないし、畜産化もなかなか困難じゃないかということは、私もそう考えております。しかし、切り捨てるという考えではありません。これにつきましても、総合的にこれを育てていくという考えを持っております。
なお土地改良事業に比べまして、保温折衷苗しろ、ビニール栽培法、適切な品種改善とか、その他穀菽農業以外におきましても、特に畜産等は非常に重要な今後の農業のあり方の問題でございますので、農業の高度化、多角経営化、畜産化、有畜化、これを進めて参るのもその方法でございます。さらにごく最近では土地の実情に即しまして、パイロット事業としてやっておりますが、今後一そう拡充して持っていきたいと思っております。
なおこれは従来の畜産試験場時代からありましたのですが、畜産化学部内の飼養科にあります二つの研究室におきまして、草類の飼料価値あるいは栄養の面も取り上げて研究を進めております。これらの研究のうちおもなものにつきまして簡単にちょっと申し上げてみたいと思うのであります。