1972-05-09 第68回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
それから畑地経営にするためには、やはり圃場条件というものを、もっと乾燥をよくしていくと申しますか、乾田化していくというようなことが必要でございますし、そのための事業として、現在、圃場造成準備溝ということで、一応明渠排水路等をつくりまして、一応かわかしたあとで第二次的にまた圃場造成をやっていく、こういう手間のかかったようなやり方も、現実に事業内容としてやっております。
それから畑地経営にするためには、やはり圃場条件というものを、もっと乾燥をよくしていくと申しますか、乾田化していくというようなことが必要でございますし、そのための事業として、現在、圃場造成準備溝ということで、一応明渠排水路等をつくりまして、一応かわかしたあとで第二次的にまた圃場造成をやっていく、こういう手間のかかったようなやり方も、現実に事業内容としてやっております。
現在までの段階では、現在入植して水田をつくっておられた方がもう少しもらいたいという希望もあるわけでございますが、ただ、新しくモデル地区にするためには、十五ヘクタールか二十ヘクタールくらい畑地経営でやって、しかも大型機械を入れて協業形態をつくっていく、こういう方向が一番いいのではなかろうかという学者先生方の御意見もありますし、そういう方向でまだ審議をお願いしておるような段階でございます。
ただ私は、詳しいことはしりませんけれども、思うに従来の失敗していたといういろいろな話は、御承知の通り大体畑地経営ですが、そうして略奪的に、日本人が行きまして、大体植えつけがだめなら、どんどん変わっていくという格好であったようにも聞いております。今度は、そこに水田の計画をしておるのが新しい試みである。
先ほど三十万三千という数字を申し上げました中で、干拓の持つ役割は四万四千町歩、しかし、全部水田でございませんで、これは畑地経営も考えていいのじゃないか、一万二千くらいの畑地を考えておりますということで、われわれは十年先の農産物の需要の面からいたしまして作ります農地を頭に置いておるのでございます。その場合でも、干拓につきましては、これはやはりある程度役割を受け持ってもらう。
アメリカ等におきましては山地の畑地経営そのものについて、もう少し日本は経常的な面を開発する必要がある、それに対して援助さえもしてくれるという提唱があるわけでございます。
従つて今後の農業経営の総合的な発展のためにも、畑地経営というものに対してもう少し大きく手を打たなければ、真の目的は達成できない。特に有畜農業を奨励して行く場合におきましては、当然これは畑地農業というものとの関連なしには考えることはできないのであります。その畑地の場合を考えました場合には、いわゆる改革の問題を抜きにしてはこれは解決できない。
これは、全国に百二十四箇所の営農試験地を設け、水田裏作の導入、畑地経営、及び秋落水田につぎ集中的に試験研究を行わせることとして、一千九百万円を要求いたしております。改良普及経費の第三としては、農村生活改善のための経費であります。
次に営農技術灣透費でありますが、これは、全国に百二十四カ所の営農試験地を設け、水田裏作の導入、畑地経営及び秋落水田につき集中的に試験研究を行うこととして、一千九百万円(前年度〇)を要求いたしております。改良普及経費の第三としては、農村生活改善のための経費があります。
これは全国に百二十四箇所の営農試験地を設けまして、水田裏作の導入、畑地経営及び秋落水田につき集中的に試験研究を行わせるごとといたしまして、一千九百万円の経費を要求いたしております。 改良普及経費の第三といたしましては、農村生活改善のための経費というのがございます。
それから今後のやりかたにつきまして、御指摘のように、畑から開田へという問題もありますが、我々といたしましては、従来日本において非常に閑却されておりました畑地経営を、この開拓によりまして確立したいという強い希望を持ち、又開拓者の多くの人もさような考え方を以て進んでおるわけであります、そこで先どほ申しましたように、家畜の類が非常にたくさん入つて来るというような実情であります。