1980-10-30 第93回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
次に、農作物の被害概況でありますが、特に水稲被害の占める比重が大きく、石狩管内では水稲被害五十八億、畑作被害十八億、合わせて約七十六億円、胆振管内では水稲被害五十九億、畑作被害二十億、合わせて約七十九億円、渡島管内では水稲被害四十億、畑作被害九億、合わせて約四十九億円であり、道全体の被害見込み額は、水稲・畑作を合わせて約八百七十億円にも上る被害となっているのであります。
次に、農作物の被害概況でありますが、特に水稲被害の占める比重が大きく、石狩管内では水稲被害五十八億、畑作被害十八億、合わせて約七十六億円、胆振管内では水稲被害五十九億、畑作被害二十億、合わせて約七十九億円、渡島管内では水稲被害四十億、畑作被害九億、合わせて約四十九億円であり、道全体の被害見込み額は、水稲・畑作を合わせて約八百七十億円にも上る被害となっているのであります。
これを支庁別に見ますと、空知支庁管内は水稲被害が特に著しく八万一千ヘクタール、二百六十七億円で、畑作被害と合わせ二百八十一億円となっております。上川支庁管内は水稲三万八千ヘクタール、百二十一億円で、畑作被害と合わせまして百五十八億円、石狩支庁管内は水稲一万九千ヘクタール、八十九億円で、畑作被害と合わせ百五億円、網走支庁管内は七十九億円、十勝支庁管内は六十八億円等となっているのであります。
私のお聞きしたいことは、農林省が御調査になった結果、一体被害総額はどのくらいか、水稲の被害は幾らか、畑作被害は幾らか、合計幾らの被害を出しておるか、その数字をお聞きしたい。
先ほど説明のありました水稲被害あるいは畑作被害等を合わせて、被害総額については三百四十七億円ということになっておるわけですからして、この損害を基礎にして、これに対して現在あるところの制度を当てはめた場合に、いかなる災害の格づけになるかということを聞いておるわけです。
ただ、それとは別に、畑作災害に対して、全般論として、開拓者以外全部を通じてどうするかという問題はあろうかと思いますが、開拓者なるがゆえに、畑作被害に対して特別に共済制度にかわる給付をするということは、実際問題として困難ではなかろうか、かように思います。
この釧路、十勝管内の畑作被害は面積が広大であるだけに大変なものでありまして、去年も凶作であつた関係上、全く再生産資金に困つており、農手を初め各種の融資を受けておる負債は一戸当り二十万円といわれ、いずれも旧債の支払延期と今年の再生産資金の手配を強く要望しておられました。