1981-07-22 第94回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
また、県単独事業といたしまして、被災農家に対します畑作災害資金の円滑な融資なり、あるいは補助事業によります土壌改良の推進に努めているところでございます。
また、県単独事業といたしまして、被災農家に対します畑作災害資金の円滑な融資なり、あるいは補助事業によります土壌改良の推進に努めているところでございます。
○矢山有作君 確かに開拓者だけについて畑作災害を受けた場合の何か救済補助金のようなものを出すということは、制度の上からいったら困難性があると思うのです。ところが、普通の災害対策だけでは、やはり開拓地の場合には、その作物の中心が畑作で共済制度の対象にならぬだけに、一般のものよりもひどい打撃を受けると思うのですね。
ただ、それとは別に、畑作災害に対して、全般論として、開拓者以外全部を通じてどうするかという問題はあろうかと思いますが、開拓者なるがゆえに、畑作被害に対して特別に共済制度にかわる給付をするということは、実際問題として困難ではなかろうか、かように思います。
必要である、以上のような点にかんがみ、昨年十一月に政府の農業基本対策の樹立とその運用にあたっての北海道としての要望事項を提出したのであるが、それは、一、北海道農業の実情に即した経営構造対策の確立、二、成長財の生産振興のための生産基盤の強化に関する行財政措置の充実、三、畑作・畜産の振興をはかるための試験研究と普及体制の強化、四、畑・畜産物の価格流通対策の拡大強化、五、実情に即した金融措置の実施、六、畑作災害補償制度