1978-05-12 第84回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
大臣いろいろ申しておりますように、本当に畑作地帯というのは大変なんだ、補償金をやったりして、水田の皆さんには今回は稲転に御協力をいただきたいんだと、こうおっしゃっているわけですが、逆から見れば、ずっと畑作専門でやっているところにしてみれば、その補償額がないわけですよ。
大臣いろいろ申しておりますように、本当に畑作地帯というのは大変なんだ、補償金をやったりして、水田の皆さんには今回は稲転に御協力をいただきたいんだと、こうおっしゃっているわけですが、逆から見れば、ずっと畑作専門でやっているところにしてみれば、その補償額がないわけですよ。
ですから、やはり言いたいことは、政府が適地適作とおっしゃるならば、十勝のような畑作専門の地帯で、ほんとうに大豆の振興をはかっていく。これがやはり私は大豆の振興政策として、本格的に取り組むべき課題ではないか。ただ、どこでもいいからつくって大豆ができればいいだろうじゃなくて、やはり適地適作ということを基本に置きながら大豆の増産をはかる。
残りの二千五百ぐらいは畑作専門というぐあいになるわけですか。畑作の場合は二十五ヘクタールですか、そこら辺はまだ出てないわけですね。出てないけれども大体そういうぐあいに考えると、百世帯ぐらいの入植というぐあいになってしまいますね。そこら辺のいまの増反との関係はどうなんですか。端的に言えば、これからどのくらい入植させる考えなのか、そこら辺は全然出てないですか。
それが今後入る方は、畑作専門というぐあいになるわけだ。この場合にどっちが農業経営として力が強いものかどうか、そこら辺はどういうぐあいにお考えですか。混合といいますかね。
この救済に対しては、農林委員会としてはまことに頭を痛めているのでありますが、数日にわたるいろいろな研究論議の結果、対策に関する結論が大体出て参りましたので、きようあたり何か意思表示をしたいと思うのですが、それは追つて委員長からもお話があると思いますが、要するにただいまの御報告の中にあつた、一例をあげますと開拓の問題ですが、開拓のごときはきわめて底の浅いものでありまして、そこは畑作専門であります。