2020-03-11 第201回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
その後、最後の視察先である町立中標津病院において説明を聴取しました。医師などの医療従事者の確保の難しさや厳しい勤務状況、町からの繰入れが常態化している病院の収支状況などが大きな課題となっていることや、同病院が行っている北方四島のロシア人住人に対する医療支援について、我が国の高度な医療がロシア人患者に涙ながらに感謝されていたことなどについても伺いました。
その後、最後の視察先である町立中標津病院において説明を聴取しました。医師などの医療従事者の確保の難しさや厳しい勤務状況、町からの繰入れが常態化している病院の収支状況などが大きな課題となっていることや、同病院が行っている北方四島のロシア人住人に対する医療支援について、我が国の高度な医療がロシア人患者に涙ながらに感謝されていたことなどについても伺いました。
町立中標津病院がその支援、医療の支援病院に指定していただきたいということなんですが、いずれも実は、先生、内容知っていると思いますが、根室管内は五、六年前までは、北海道は十四の振興局に分かれていますけれども、その中で十万人当たりの医師数が一番少ない町でありました。本当に羅臼も、今は安定していますけれども、大変な時期もありました。そういうことで、医師の確保というのは非常に大変なんです。
その後、中標津町に向かい、最後の視察先である町立中標津病院において説明を聴取しました。常勤医師が不在で出張医師が担当する診療科もあり、地域住民のため赤字は覚悟しているが、町の予算から、約十五億円の持ち出しとなっている、また平成十八年度から行っている北方四島住民患者の受入れについては、経費負担等の問題はないものの、受診した患者の事後のフォローまで行うことは難しいとのことでした。
また、根室管内の町村の中でも、町立中標津病院あるいは羅臼診療所が、これも現在改築が進められているところであります。病院は改築しても、なかなかお医者さんの確保が難しいという側面もあるわけであります。
これらの負傷された方々につきましては、中標津町の協力を得まして、直ちに付近の町立中標津病院に収容し手当てを行いました。現在同病院のほか各所の病院になお入院中の方は十五名でございます。 次に、運輸省が講じました措置について申し上げます。 まず第一に、事故発生直後、運輸省航空局に日本近距離航空機事故対策本部を設けまして、情報の収集、関係各方面との調整に当たらせました。
ことしの四月に町立中標津病院にお医者さんが確保できるという見通しだという連絡を受けております。したがいまして、北海道庁では四月以降のできる限り早い時期に中標津病院を僻地中核病院に指定して、僻地中核病院としての運営を開始するというふうな計画を持っているということを私どもに連絡してきております。