1962-10-10 第41回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第2号
八月三日夜半から四日朝にわたって平地部において百三十ミリ、山岳部二百ミリの豪雨を伴い、その降雨半径が広範にわたり、しかも不順な天候が続いておりました後のことであったため、十勝川水系の各河川はほとんど同時に流出し、四十年来の大出水となり、多数の町村費河川は至るところで決壊、はんらんしたため、その被害は総額四十二億一千四百四十二万四千円に及びました。
八月三日夜半から四日朝にわたって平地部において百三十ミリ、山岳部二百ミリの豪雨を伴い、その降雨半径が広範にわたり、しかも不順な天候が続いておりました後のことであったため、十勝川水系の各河川はほとんど同時に流出し、四十年来の大出水となり、多数の町村費河川は至るところで決壊、はんらんしたため、その被害は総額四十二億一千四百四十二万四千円に及びました。
北海道の特殊な点として、国費河川、道費河川、町村費河川、そのうち町村費河川の割合が私は多いように思われるのでございます。むしろ市町村費河川を道費河川に引き上げていくというような問題が基本的にあるんじゃないだろうか、こう思うのでございまして、たまたま道の土木部長にその点を伺いますと、比較的には、北海道においては市町村費河川が多いのだ、こういうお話でありました。