1962-03-29 第40回国会 衆議院 社会労働委員会 第24号
そのため町村のやっておる町村管掌の国保財政はどんどんと弱体化されてくる、政府が握っている分だけは、すなわち政府管掌だけはどこまでも離さぬようにしようというような考え方で、自分のなわ張りを拡大しようという官僚的な行き方ではないかという非難が非常に強く出ておるわけであります。 そこで今お聞きいたしたいことは、やはり一番大きな問題は医療保険と年金です。
そのため町村のやっておる町村管掌の国保財政はどんどんと弱体化されてくる、政府が握っている分だけは、すなわち政府管掌だけはどこまでも離さぬようにしようというような考え方で、自分のなわ張りを拡大しようという官僚的な行き方ではないかという非難が非常に強く出ておるわけであります。 そこで今お聞きいたしたいことは、やはり一番大きな問題は医療保険と年金です。
健保の政府管掌に対して、赤字が出るからこれを国の一般会計から補てんしていこうという指導方針でいくものが、弱い町村管掌にこれをまかせておく。そうして低所得者だけを抱えている。その抱えているのに対して、どうしても赤字が出るから、そこで町村の一般財政の方から補てんをしていく。これは保険の性質です。