2001-03-15 第151回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
二〇〇〇年の世界農林業センサスによりますと、男子生産年齢人口のいる専業農家は一六・八%減っております。逆に、男子生産年齢人口のいない専業農家、すなわち老人専業農家は二〇・八%もふえております。また、一九九五年までふえていた販売額一千万円以上の農家も減少に転じております。農家らしい農家ほど減っているのが現状であります。地域の担い手は大きく減少しております。
二〇〇〇年の世界農林業センサスによりますと、男子生産年齢人口のいる専業農家は一六・八%減っております。逆に、男子生産年齢人口のいない専業農家、すなわち老人専業農家は二〇・八%もふえております。また、一九九五年までふえていた販売額一千万円以上の農家も減少に転じております。農家らしい農家ほど減っているのが現状であります。地域の担い手は大きく減少しております。
農家の類型別にこれを見ますと、第一種兼業農家で二十五万二千戸、それから第二種兼業農家で二十六万三千戸の減でございますし、専業農家のところでも男子生産年齢人口のいる専業農家が六万五千戸減っておる。いわゆる高齢専業農家についてはこの間七万六千戸ふえておる。こういう全体の状況でございます。
これはさておくとしても、四百五十六万戸のうち専業農家というのが五十九万戸で、男子生産年齢人口のいる家というのが四十万戸。そうすると、農家が四百五十万戸とすれば、そのうち生産年齢人口の方が四十万戸、一割しかいないのですね。