2003-07-03 第156回国会 参議院 内閣委員会 第16号
私は、ここを規制しないでどうやって、男女カップルが子供を持てる、男女が働いて子供を持つという当たり前の生活をしっかりと展望を持てるかどうか。三年後、じゃ就職できるという保証あるんですか。どうお考えなんですか。再就職できるんですか。
私は、ここを規制しないでどうやって、男女カップルが子供を持てる、男女が働いて子供を持つという当たり前の生活をしっかりと展望を持てるかどうか。三年後、じゃ就職できるという保証あるんですか。どうお考えなんですか。再就職できるんですか。
そして、今委員御質問の、自己決定権を持つ主体とは一体何なのか、それは女性なのかといった趣旨の御質問でございますが、主体は、もちろん男女、カップルの場合もありますでしょう、また女性の場合もある、あるいは男性の場合もある、そのように私どもは理解をいたしているわけであります。法律を超えて堕胎の自由を認めるものでは決してないということを改めて強調させていただきたいと思います。
それから、二番目の家庭、夫婦要因と申しますのは、実際には虐待に至ってしまう家庭の夫婦の関係あるいは男女、カップルの関係にはかなりゆがんだもの、あるいはこの程度のことも話し合っていないのかというようなケースがかなり見受けられまして、困難が生じたときの言わば危機管理の能力がその夫婦にどの程度備わっているのかということがかなり大きいように思っております。
ところが、一九七八年に体外受精がイギリスで行われて、体外のシャーレで、試験管でとも言いますが、受精が可能になって、精子、卵子、受精卵のそれぞれの提供者や、果ては子宮の貸し主までがあらわれて、生殖医療を利用する男女カップルとの関係が複雑になってまいりました。本来の不妊治療目的があいまいになりました。さまざまな人為操作が可能になっています。