1973-11-08 第71回国会 衆議院 外務委員会 第39号
そろいうことを考え合わせてみますと、この事件につきまして報道から得たものからいきますと、金東雲一等書記官の容疑について、韓国の申法務大臣は、日本政府がどう言おうと韓国の捜査本部はいろいろな角度から事件を捜査したが金書記官が関連したという証拠を握っていない、今後捜査を続けて、証拠が出れば法律によって処理するというのが韓国政府の方針だ、こういうふうに答えているし、五日に金溶植外相は、国連総会へ向けて出発
そろいうことを考え合わせてみますと、この事件につきまして報道から得たものからいきますと、金東雲一等書記官の容疑について、韓国の申法務大臣は、日本政府がどう言おうと韓国の捜査本部はいろいろな角度から事件を捜査したが金書記官が関連したという証拠を握っていない、今後捜査を続けて、証拠が出れば法律によって処理するというのが韓国政府の方針だ、こういうふうに答えているし、五日に金溶植外相は、国連総会へ向けて出発
時間がありませんので先へ進みますけれども、韓国の国会でもきのうまで連日のようにこの金大中事件が取り上げられていたようですが、そのやりとりの中で申法務大臣が、法務長官というんですか、指紋は証拠とは言えないと、日本の捜査当局は指紋を示してきていないと、こういう答弁をしておりますけれども、これに対して捜査当局はどういうふうにお考えですか。