1954-10-21 第19回国会 衆議院 運輸委員会 第45号
先ほど陸上のことにつきまして、甲種警戒とか乙種警戒というお話がございましたが、陸上と船とは多少趣を異にしておりますが、陸上におきましても警報になりますと、線路の見まわりとかいうようなことで保線手が乙種警戒に入る、あるいは甲種警戒に入るというようなことになつておりますが、船におきましては船自体が一つの現場の総合機関でございまして、船としましては天候によりまして船長がそれを一等運転士に言えば、すぐに荒天
先ほど陸上のことにつきまして、甲種警戒とか乙種警戒というお話がございましたが、陸上と船とは多少趣を異にしておりますが、陸上におきましても警報になりますと、線路の見まわりとかいうようなことで保線手が乙種警戒に入る、あるいは甲種警戒に入るというようなことになつておりますが、船におきましては船自体が一つの現場の総合機関でございまして、船としましては天候によりまして船長がそれを一等運転士に言えば、すぐに荒天
それで荒天時の非常時態勢ができておつて、甲種警戒態勢というものが発令になれば、それぞれの水夫がその部署について、一つも漏れなくふたを締める。あるいは船室にまるい窓があるが、その窓には盲板とかいうふたを締めるそうです。そういうものまで締めるような装置ができておる。そういうものを全部漏れなくやるということは、警戒に関する十分の計画と態勢ができていなければできない相談でございます。
○竹谷委員 この非常時の警戒警備の計画態勢については、施設関係ではある程度あるようでありますが、青函鉄道管理局で調べてみますと、この青函鉄道管理局には荒天時の非常時に対処する今おつしやつたような甲種警戒態勢とか、乙種警戒態勢とか、そういうようなかねての計画が樹立されておらない。これは明らかに高見局長も言明いたしております。
ことに陸と海とはまた違うのでございますが、陸の関係におきましては一定の条件のもとに、たとえば保線関係はどの程度になつたらただちに甲種警戒態勢に入るとか、乙種警戒態勢に入るとか、そういうようなことから、その他万般について規程しております。