1953-05-29 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第3号
今事務当局として改正を考えておりまする点を簡単に申し上げますと、御指摘になりました甲種信用保険につきまして、今お話のあつた担保範囲の拡大につきましては、いわゆるクレームの場合、普通のキャンセルの場合に、それをどう対処するかという問題なんであります。
今事務当局として改正を考えておりまする点を簡単に申し上げますと、御指摘になりました甲種信用保険につきまして、今お話のあつた担保範囲の拡大につきましては、いわゆるクレームの場合、普通のキャンセルの場合に、それをどう対処するかという問題なんであります。
輸出信用保険法の法令を見ましても、この甲種信用保険の場合でも非常な条件がついておつて、全部の輸出品についてあらゆるケースが保険をされるというふうな状態ではない。保険の範囲が非常に狭い、あるいは保険の料率が約款によつて割高である。そのために輸出信用保険特別会計においては、二十七年度の予算でわざわざ百億をとつたけれども、相当の金額が遊んでおる。使わせないような法律になつておる。