1961-02-17 第38回国会 参議院 予算委員会 第5号
そこでわれわれとしては、甲兵を敵視しない、日中貿易を妨げない、あるいは二つの中国の陰謀に加担しない、そういうことは認めるかというお話がありましたので、そういうことであるなら、われわれは陰謀に加担する考えも持たないし、敵視する意思も持たない、こういうことを申し上げたのであります。
そこでわれわれとしては、甲兵を敵視しない、日中貿易を妨げない、あるいは二つの中国の陰謀に加担しない、そういうことは認めるかというお話がありましたので、そういうことであるなら、われわれは陰謀に加担する考えも持たないし、敵視する意思も持たない、こういうことを申し上げたのであります。
そういった意味におきましては、一時ユーゴ攻撃において見られたようなソ連と甲兵の態度の相違というものは、本質的には存在しないのではないか、また、そのことが、最近フルシチョフがブルガリアを訪問いたしまして、ブルガリアの共産党大会におきまして演説をいたしまして、初めてフルシチョフとしてユーゴに対する攻撃を行なったのでありますが、その内容などを読んでみますと、前に行われました中共の人民日報の攻撃の調子と全く
それを私の質問に対して中共も一緒に含んで、そうして甲兵招請といいましょうか、オブザーバーでも何でも呼びたいという前提でこの予算を請求したということになると、ここに大きな政治問題になってしまう。
だから甲兵の貿易なんかはちやんと禁止している。どうして禁止したのか、だれのさしずがあつたのかと聞いたら、わしがかつてに禁止したと総理ははつきり答えた。これは━━行為である。その結果をごらんなさい。日本の産業界はどうなつておりますか。中共貿易禁止の結果、日本の産業は壊滅しようとしている。中小企業がどうなろうとしているか。かくのごときが私は中国人民に対する━━であるというのである。