起訴をするということは厳に戒めなければならない、警察の捜査は捜査として尊重しながらも、検事の目から事件を見るということを忘れてはならないということは、常々指示をしておるところでございますが、本件は結果といたしましては、警察の捜査の内容を検察官としても検討いたしましたが、警察の捜査の内容を信用して、判断としては一致するような結果が間違った結果を来たしたわけでありまするが、それはそれなりに、先ほど田村刑事局長
○政府委員(安原美穂君) ただいま警察庁の田村刑事局長からお話しのような経過で、警察から事件が東京地検に送致をされまして、そして七月の七日にこの杉嵜徳さんにつきまして勾留状が出まして、そして、否認をしておった事件でございますので、検察官としてもいろいろ捜査をしたわけでございますが、結局七月の二十二日まで勾留を延期してもらいまして、七月二十二日に、否認のままで公判請求をしたということになるわけでありまするが