1954-02-16 第19回国会 衆議院 本会議 第10号
法務大臣は、昨年の三月十四日、地方行政、法務両委員会連合審査の際において、時の田嶋法務委員長の質問に答えて、次のごとく答弁しておるのでございます。「日本人はいろいろ美点がございますが、命令が二つのところから出て、しかも似たような仕事をする場合が一番うまく行かない。幾多の美点があるにかかわらず、これが一番日本人に向かないやり方である。
法務大臣は、昨年の三月十四日、地方行政、法務両委員会連合審査の際において、時の田嶋法務委員長の質問に答えて、次のごとく答弁しておるのでございます。「日本人はいろいろ美点がございますが、命令が二つのところから出て、しかも似たような仕事をする場合が一番うまく行かない。幾多の美点があるにかかわらず、これが一番日本人に向かないやり方である。
○田嶋法務委員長 それはまたあとで質問いたしますが、そうするとここにまた問題が起きて来るのであります。第二項の五に、「警察職員の勤務及び活動の基準に関するごと」。という規定があります。この活動の基準は犯罪捜査に対する基準等も定めるのでございますか、定めないのでございますか。
○田嶋法務委員長 そうすると警察運営の中には、犯罪捜査とか犯罪捜査に関する指揮とかいうものは含まれないのですか、含まれるのでございますか。
○大池事務総長 田嶋法務委員長から議長あてに申入れがありました。その申入れの内容は、近く警察法の改正法案が提案される予定になつておりますが、今の規則のままでは、警察法のこの改正案は、地方行政委員会に付託されることに衆議院規則の九十二条ができ上つております。そこで、これが法務委員会の方に付託されるように、衆議院規則の九十三条に所要の改正をしてもらいたいという申入れでございます。
○田中参考人 ただいま田嶋法務委員長からの御要請によりまして、警視庁といたしまして、今回の鹿地亘氏の不法監禁有無の、警視庁として捜査いたしました経過につきまして、一応本委員会におきまして御報告を申し上げたいと思います。