1984-04-19 第101回国会 参議院 地方行政委員会 第8号
しかし先ほど同僚議員からも質問がありましたように、田中軍団の木曜クラブの会長である二階堂さん、それからまたいわゆる灰色高官として裁判所も事実認定を行った二階堂さんが、自民党内の人事とはいえ政権党の副総裁になられる。
しかし先ほど同僚議員からも質問がありましたように、田中軍団の木曜クラブの会長である二階堂さん、それからまたいわゆる灰色高官として裁判所も事実認定を行った二階堂さんが、自民党内の人事とはいえ政権党の副総裁になられる。
そこで、いま一つ気になりますのでお尋ねしておきますが、田中氏の影響力を排除するという声明でございますけれども、それは中曽根さんが言ったんだからおれは知らない、こう言ったらまあそれまでですが、大臣といたしましては、やっぱり中曽根内閣の閣僚の一人でありますので、この田中氏の影響力の排除という意味は、田中さんお一人のことなのだろうか、田中派、俗に言う田中軍団といいますか、そういうものをも指しておると思っていらっしゃるか
ところが、第二次中曽根内閣の組閣に当たって、田中軍団はまたもや最大の比重を占め、施政方針演説でこれに一切言及されなかったのであります。総理、あれほどはっきり言明されたことを、なぜ施政方針演説では黙して語らなかったのか、その理由を伺いたいと思います。(拍手) 前国会で、自民党が田中辞職勧告決議案の本会議上程阻止に全力を尽くしたことは国民周知であります。
田中的な金権体質、力と数とそしてお金があれば何でもやれるという思想が政権を取っている政党にこびりついていると批判をされておりますし、また昨年二月十九日の新自由クラブ第六回全国代議員大会では、中曽根政治の危険性を、一言で言えば金権腐敗の利権構造を擁護し、その温存を図りつつ田中軍団の政治支配力に乗る形で憲法改正、軍事拡張の路線を推し進めようとしている点にあると指摘をされておるわけで、これはいろいろ新聞報道
それは田中角榮氏とあるいは田中軍団の自民党における政治支配といいますか、隠然たる力、これが存在するからではありませんか。
たまたま、田中軍団と言われます木曜クラブ、これは、その中で当選六回から九回といういわゆる中堅議員の方が十五名おられますけれども、この方々がおられます県は、公共投資額上位十位の都道府県の中に六名顔をそろえておられるわけでございます。こういった点を総理何と御解釈されますか。
しかしそれは、その中で田中軍団が大きな力を持ち、そして党の機関の要職を握りやっていることは事実だし、その田中軍団の隠然たるやみ将軍と言われるのが田中角榮氏であることもまた世間の常識じゃありませんか。 ですから、田中角榮氏自身があの判決の日に、「総理大臣に自分でなったつもりでいるから、(いろいろいわれると)右往左往するんだ。そうじゃないですか。」
中曽根内閣、自民党が田中議員辞職勧告に反対し、田中擁護を図り続けることは、田中元総理の言葉をかりれば、総理は帽子にすぎず、中曽根内閣、自民党は、田中元総理と田中軍団の数の論理によって強力に支配されていることを自認するものとみなされても仕方がないのではありませんか。明確な答弁を求めます。 先般、総理は田中元総理と会談し、田中元総理に惻隠の情を示し、その経過を報告した総務会では涙まで流されました。
そして「総裁選田中軍団が中軸に」、そしてその横にも大きな見出しで「『キングメーカー田中』海外でも定着」、こういうふうに書かれているわけですね。そして、本文を見ますとこういう文書もあります。「十月、十一月にかけて中央政界は大きく揺れ動きました。鈴木前首相の突然の辞意表明、自民党の総裁予備選挙、中曽根康弘候補の圧勝と新政権のスタート、臨時国会の開幕が、その中身です。
中曽根総理は、この田中軍団の支持で総裁のいすを得て、直角、仰角の内閣を組織されましたが、法務大臣や官房長官らは、ロッキード事件の裁判批判、検察批判とも国民に受け取られるような発言を繰り返し、なりふり構わないロッキード隠しは目に余り、政治不信の解消どころか逆に墓穴を内閣自身が掘っておるではありませんか。
(拍手) 中曽根内閣は、成立の当初からこの田中軍団の支持に支えられ、田中曽根内閣、直角内閣と言われ、田中軍団の多くを主要閣僚に配置し、いわゆる灰色高官さえ入閣させているのであります。 いま、中曽根内閣は自民党と共謀して、すべての野党が一致して要求している田中角榮議員辞職勧告決議案、佐藤孝行議員辞職勧告決議案の審議を引き延ばし、その成立を阻んでいます。
(拍手) 中曽根総理、あなたは昨年十一月の自民党総裁選挙で田中軍団の支援を受け自民党総裁となり、念願の総理の座を射とめられたのでありますが、政権発足から今日までのあなたの政治姿勢に対して、多くの良識ある国民がどのような評価をしているか、御存じでありますか。それは、これまでの歴代自民党内閣ともやや異質な、一言で言うときわめて危険なものを敏感に感じ取っているのであります。
田中軍団の家来ばかり。情けないですよ、私は。 そういう意味で、いまとにかく、走っている活断層について権威ある学者が、確度に疑問があるんじゃないんだ、確度1なんだ、そうして二百メートルもがけがあり、それが百キロも走っている、これを活断層と見ずして何と見るかということに自信を持って言っているわけですよ、片一方は。
○山口(敏)委員 さすがは、世上田中軍団の不沈空母だ、こういうことを中曽根さんを称して言っている人がおりますけれども、なかなか守りがかたいようでございますが、私も、一部の田中批判というのは行き過ぎた面もあると思います。
しかも、現政権の中枢に田中軍団が決定的な影響力を持っているだけでなく、それによって、金権腐敗汚職に関してクロをシロと言い張る政治風潮が永田町を横行する事態を引き起こしており、これは文明国日本の恥辱とされているからであります。少なからぬ人が吉田内閣時代の犬養法相の指揮権発動の悪夢を、単に過ぎ去ったこととしてでなく、今後とも懸念しているのはそのためであります。
天下周知のように、総理は田中軍団の支持を得て今日の座に着いております。したがって、問われているのは、田中議員のみならず、中曽根総理自身の政治姿勢にもかかわる問題であります。あなたが田中議員の議員辞職要求にどういう態度をとるか、それは田中議員本人の自由意思などという問題ではありません。総理自身、反対なのか賛成なのか、あいまいさを残さずに明確に答えていただきたいと思います。
まず、総理、組閣の問題ですけれども、いわゆる田中軍団による内閣ハイジャックじゃないかなんというような見方もあるようですし、灰色と言われている方々が党の要職あるいはまた閣僚になっておられる。あるいはロッキード事件についてこれに批判的な見解を国会で発言しておられた方が法務大臣になっておられる。一口に言えば、ロッキード隠しのためのロッキードシフト内閣ではないかなどという見方もあるようでございます。
総理は、一体、金権腐敗・汚職政治に対する国民の憤激をどうお考えになっていらっしゃるのか、国民の声と田中軍団の声と、いずれに従って政治をなさるおつもりか、まず冒頭伺っておきたいと考えます。(拍手) 総理、あなたは「わかりやすい政治」を心がけるとおっしゃいました。確かに中曽根内閣はわかりやすい。だれが見ても、鈴木前内閣以上の田中支配、直角内閣だと言われています。
それでもなおそういう態度をおとりになるというのは、私はこの灰色高官のお一人二階堂氏が田中軍団の幹部だというふうなことで、田中角榮の代理人、こういうことで総理は田中角榮の意向を体現なさっていらっしゃる、田中角榮の意向を無視ができない、こういうお立場だというふうに拝察してよろしゅうございますね。
時間が参りましたので、最後に大臣にこれはお答え願いたいんでありますが、私が予算委員会でも、また本委員会でも、あえてこういう田中新金脈問題、いわば田中直系企業が数々の違法行為を犯しているということを取り上げたのは、それは、今日自民党の最大派閥として、いわゆる田中軍団が現実政治の上に大きな影響力を行使している。
やはり裁判費用だとか、広がってふえていく田中軍団の維持費用その他その他の政治資金が要るんでしょうね。そのために長岡、新潟で田中ファミリーがむしろ法律も無視して勝手気ままに公共工事を勝手に取ってもうけるという事態が始まっているんです。だから、それまで越山会のいろいろな土建業者が大体均てんに仕事を持っていたのに、ほとんど特定の田中ファミリーが吸い上げちゃうわけですな。
○佐藤昭夫君 そこで総理、鈴木総理は鈴木内閣の最大の田中軍団を支えとし、二階堂灰色高官を幹事長に起用してはばからないという態度をとってこられたわけでありますけれども、いままたこの田中新金脈問題、これについても、もう一つ総理が先頭に立ってこの問題の改善に取り組んでいこうという姿勢が感ぜられないわけです。
(拍手) そればかりではなく、総理が約束された倫理委の設置もたなざらしとなり、昨今の政府・与党の風潮は、いわゆる田中軍団の急膨張、灰色高官の復権、歴代法相による田中被告を擁護するかのような発言など、数の力におごり高ぶる言動が目立っていることが如実にそれを物語っております。(拍手) 総理、社会一般から支持されないことをやったり、人の道に反していることをやっているのは一体だれなのか。