1955-05-09 第22回国会 衆議院 法務委員会 第6号
それで仕方がないから、ついに東京検察庁の田中次席検事のところへ行って、こういうことでは困ると言ったら、大へん失礼しました、こういうふうに言われたのです。それでとうとう田中次席検事の方から長谷検事の方へいって面会させたのであります。こういうふうに長谷検事が時間を長引かせたりなんかすると、実際非常に困って、私までが迷惑を受けるようなことになるのであります。
それで仕方がないから、ついに東京検察庁の田中次席検事のところへ行って、こういうことでは困ると言ったら、大へん失礼しました、こういうふうに言われたのです。それでとうとう田中次席検事の方から長谷検事の方へいって面会させたのであります。こういうふうに長谷検事が時間を長引かせたりなんかすると、実際非常に困って、私までが迷惑を受けるようなことになるのであります。
それから今回この造船汚職の問題が発展をいたしますについて、証人並びに田中次席検事は大磯または目黒の官邸に呼ばれたことがありまするかどうか、伺いたいのであります。
○村瀬委員 証人がわからなかつたようでありますから申しますが、造船汚職の問題が発展をいたしまして、相当急迫の事態に立ち至りましたときに、証人並びに田中次席等は、大磯または目黒の官邸に呼ばれて、吉田さんにいろいろ事情を聞かれたことがありますか。
これはあとで重大な間違いと気づきまして、東京地方検察庁の田中次席検事がみずからその間違つた方のお宅に伺いまして、つつしんでおわび申し上げた次第であります。私どもといたしましても、この調べが確かにある程度不法であつたという点を率直に認めまして、この点につきましては法務省の方から係官並びにその監督者に厳粛に警告を発しております。
田中次席は家をお明けになるようなことはめつたにない方だそうでありますが、その日は御帰宅にならなかつたという報告がある。池田氏は翌日のあかつきになつてお帰りになつたという報告があるのであります。私は自分が目撃したのじやないのでありますから、その真否のところはわかりません。但しそれが荒唐無稽のことでないことは、そこへ張り込んでおつた人からの報告でありますがゆえに、事実だと思います。
概活的に申しますと、田中次席は検察官の中でも特に謹厳な方でありまして、世に言われておるような疑惑を受けることは、私どもとしては全然考えられない人であります。詳しいことは日時の御指摘がありましたので、さつそく調べまして御報告申し上げます。
それから多分地検の田中次席の話だろうと思いますが、これは私も次席には合わない。それは筋が違いますから。まして総理大臣が一地検の次席を直接呼ぶ、検事正を差置いて呼ぶということは必ず御承知のように地検の気質なりからしていろいろな問題が起つてあなたの耳に入らないわけはありません。これは実際私はもう本当に責任を以てそうでない旨申上げますから一つ特に御了承願いたいと思います。
井上判事より東京地方検察庁田中次席検事にあてて、決定は三月七日になるかもしれなとの非公式な申入れがあつたわけでございます。しかしながら実際は三月六日午後九時過ぎに同判事より逓付簿によつて勾留延長請求却下の書面が検察庁に届いたのでございます。
ただ私の言い得ることは、今度の造船疑獄の問題で馬場検事正、田中次席、山本特捜部長、河井検事、これは昭電事件のトリオである。同時にまた今度のトリオである。ところで柳暗花明のちまたはどういうぐあいに利用されておるかということに私は興味を持つて調べたことがある。そうするとまた昭電事件に登場しておる中川、長谷川というものがここにも出ておる。
その際に東京はたしか田中次席検事が出ておられたと思いますが、東京の実情についていろいろ御説明がございました。それから問題のあつた水戸とか鳥取のみならず、ほかの各検察庁にも数箇所実情を説明してもらいました。
そのときに田中次席検事が言つておる。たとえば目黒川で死体が出て来た。その頭部並びに胸部に傷がある、どうも変だとは思う、しかし何分にも日にちがたつているからはつきりしたことは言えない。こういう答弁をやつておる。行方不明者がないじやないかと言うが、行方不明者はある。