1993-10-20 第128回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
ただ、先生御指摘のように、今回こういう異常事態の中ですので、系統の方では御指摘のように政府米価格を頭に置いた仮渡し金を出しているわけでございますけれども、他用途米自身、他用途米の需要者の中にはやはり酒米等は国産米でなければいけないという、なければいけないかどうかその辺までは技術的にわかりませんけれども、そういう話があって、どうしてもそれに対する需要がある部分ではあるわけです。
ただ、先生御指摘のように、今回こういう異常事態の中ですので、系統の方では御指摘のように政府米価格を頭に置いた仮渡し金を出しているわけでございますけれども、他用途米自身、他用途米の需要者の中にはやはり酒米等は国産米でなければいけないという、なければいけないかどうかその辺までは技術的にわかりませんけれども、そういう話があって、どうしてもそれに対する需要がある部分ではあるわけです。
このうち三万トン程度につきましては、他用途米自身の五年産米の早食いというようなことで対応が可能であるというふうに考えておるわけでございますけれども、差し引き五万トン程度につきまして別途の対応が必要なのではないかというような現状でございます。
○政府委員(鶴岡俊彦君) 他用途米自身は、もう御案内のとおりでございまして、第二次の過剰処理が終了したことに伴いまして、加工用原料米の米穀についてどういうふうにするのかという議論の中で、生産調整の一形態として考えますれば、手取りは低くても農家がある程度ほかの米と一緒につくれる、それからまた加工原料業者も一定の価格であれば使えるというようなことで、水田利用転換対策の一環としてやってきたわけでございます
それから他用途米自身、その導入の過程でいろいろございまして、減反を強化する過程ではむしろ需要を超えた生産が行われたりしたわけでございますけれども、現在逆になっておりまして、減反を緩和する中でつくりにくさが出てきているというのは事実でございます。
そういう点からいきますと、他用途米自身はそういうふやす努力もしてきたわけでございますが、先ほど申し上げましたように、加工用の需要というのが、自流米と他用途米とそれから規格外の米、それがそれぞれ三分の一ずつ程度を占めているわけでございます。