1962-04-25 第40回国会 参議院 決算委員会 第8号 そこで、まず、この樋門は常時あけておかざるを得なかったかどうか、またあけていたとすればその結果農地にはどれだけの実需があったかということになりますが、この地域では以前から水争いが絶えず、大正末期から昭和にかけて、雪しろによる濁水防止のため閉じたこの樋門を、下流の農民がこわし、再度刑事事件となった例もあり、地元民の言葉の端からも、用水者は悪水をも負担すべしとの心情が根強く支配しているようでありました。 大森創造