1954-07-22 第19回国会 衆議院 農林委員会 第61号
この井堰は二百六十年前に構築せられた用水井堰であつて、吉井川の本流を横断して設けられており、七百六十町歩の潅漑用水取入れのための重要な施設となつておるのでありますが、六月二十七日の豪雨によつて決壊し、一度自衛隊によつて応急復旧工事を行つたが、またまた七月五日に決壊のうき目を見、用水はとりあえずポンプ・アツプしておりましたが、早急な復旧が望まれておるのであります。
この井堰は二百六十年前に構築せられた用水井堰であつて、吉井川の本流を横断して設けられており、七百六十町歩の潅漑用水取入れのための重要な施設となつておるのでありますが、六月二十七日の豪雨によつて決壊し、一度自衛隊によつて応急復旧工事を行つたが、またまた七月五日に決壊のうき目を見、用水はとりあえずポンプ・アツプしておりましたが、早急な復旧が望まれておるのであります。
請願第一六六号、椋梨川改修費補助の請願、本請願の要旨は、廣島縣豊田郡豊榮村を発し、河内町で沼田川に合流する椋梨川は、急流であるため、一度出水すれば、沿岸の耕地に多大の被害を與えている、特に昭和二十年九月の洪水で堤防、用水井堰は流失し、河内町附近の河床は平均二米も上昇したが、いまだに復旧されず、憂慮すべき現状にある、ついては該川の改修費を補助されたいというのであります。