1961-05-26 第38回国会 参議院 大蔵委員会 第27号
さらに、用材関係におきましても、ある意味においては、昔風の木材だけを使う建築を進めていくのがいいのか悪いのか。そこには木材を節約した形においての新しい意味の住宅政策とか、建築政策というものが考えられなければならない。ただ単に、林業政策というものが山の問題だけではなくて、木材の需要供給の立場から考えての需要の転換というものを見つつ、将来における政策を立てていくことが必要だ、こう思います。
さらに、用材関係におきましても、ある意味においては、昔風の木材だけを使う建築を進めていくのがいいのか悪いのか。そこには木材を節約した形においての新しい意味の住宅政策とか、建築政策というものが考えられなければならない。ただ単に、林業政策というものが山の問題だけではなくて、木材の需要供給の立場から考えての需要の転換というものを見つつ、将来における政策を立てていくことが必要だ、こう思います。
この作業の結論といたしまして、用材関係につきましては、三ページにこの総計が出ておりますが、二十九年度一億四千百五十八万九千石と申しますものが、三十五年度におきましては、一億八千四百四十六万一千石ということに、一応木材の需要がふえることになるわけでありますが、それに対して利用合理化によりまして千六百二万四千石というものをば節約することができますので、木材の実需は一億六千八百四十三万七千石になっております
二十九年をベースといたしまして、三十五年までに用材関係で約千六百万石、薪炭関係で六千五百万石程度の節約をはかろう——実はこの資料はなお整理いたしましてお手元にお配りいたしますが、そういうようにこの運動に基く節約量を固めていって、五カ年計画等とはっきり組み合せていくという作業をいろいろいたしております。
そこでできるだけ他の包装用材関係、一般製材の関係等もひつくるめまして、統一的に需要を集結して輸入を促進したいということで相談をいたして参つたのでございますが、率直に申し上げますと、その間輸入業者のそれぞれの活動もありまして——直接私ども国同士での話合いが進められない関係にありますために、かえつて業者が無統制に交渉を進めて混乱をさせて来た実情がありますので、私どもとしては国内の需要を一本にとりまとめてこれを
四、針葉樹より潤葉樹への転換、故紙の回収などによるパルプ用材関係において約六百万石。 これらを合計いたしますると実に年間約九千二百万石、すなわち全消費量の約半願を節減し得ることとなるのであります。 しからば、いかにすればこれらの目標をすみやかに遺憾なく達成することができるか、これが問題であります。
いろいろな木材、用材関係についてはここでお聞きしても大体御答弁できると思うのですが、こうぞ、みつまた等についてはどんな検査をするのかということをお聞きしても、おそらく御答弁できない。
御承知のように、昭和二十八年におきます木材の伐採母とその成長量を見ましても、逐年これが過伐になるという傾向を進めつつあるわけでありまして、数字をもつて申し上げますれば、たとえば用材関係におきましては伐採量を丸太に換算いたしまして、一億二千万石というものに対しまして、成長量はわずかに七千万石、また薪炭林におきましては伐採量一億五十万石というものに対しまして、成長量はわずかに六千万石という数字になつております
これに対して今年度のその用材関係についてどういう現状であるか、これを総体的な答弁でよろしいんですから、具体的な品目に対する問題は一つ資料として出してもらいたい。この総体的な、どういう買込みの品物が、本年度を潤おすだけの品物を相当物価の値上りをしなかつた期間に買つておられたかどうかという問題、これを一つ御答弁をお願いいたしたい、これが第二点。
それから木材の消費関係でございますが、人絹、スフを含めまして、総生産量の用材関係で一二%、それから薪炭林まで加えますと、いろいろ数字がございますけれども、常識的に言われております薪炭林が約一億伐られておるという点を加味いたしますならば、約六%程度が紙並びに人絹、スフに使われておるということになろうかと思います。