1953-02-24 第15回国会 参議院 決算委員会 第15号
それからもう一点は、ずつと進みまして三百六十九頁の所に、「未整理項目」という表題でありますうちの一つとして書いてあります用品勘定の回収超過相当額の処置という問題があるのでありますが、この用品勘定といいますのは、国鉄の決算上の一つの中間勘定でありまして、いろいろな貯蔵品を取扱う経費を、それを今度は実際に貯蔵品を使つたところの工事費とか、或いは車輌の保守費とか、その他の経費、そうしたものに配分する貯蔵品
それからもう一点は、ずつと進みまして三百六十九頁の所に、「未整理項目」という表題でありますうちの一つとして書いてあります用品勘定の回収超過相当額の処置という問題があるのでありますが、この用品勘定といいますのは、国鉄の決算上の一つの中間勘定でありまして、いろいろな貯蔵品を取扱う経費を、それを今度は実際に貯蔵品を使つたところの工事費とか、或いは車輌の保守費とか、その他の経費、そうしたものに配分する貯蔵品
) 商工省所管 (一) 一般会計歳出、第十三部物資及物価調整事務取扱費、第一款物資及物価調整事務取扱費、商工省で印刷代金が高価に失したもの一件(報告三三五参照) (二) アルコール專売事業特別会計歳出(款)アルコール專売事業(項)事業費、東京商工局で過拂をした回送費の返納金をそのまま保管していたもの一件(同三三九参照) 運輸省所管 (一) (昭和二十一年度)帝国鉄道特別会計用品勘定歳出
○小澤證人 それは鉄道の会計が改正になります前に用品勘定というものがありまして、そこで一應物を買つたり賣つたりするわけです。買う場合は主として外部から買うわけですが、賣るのは鉄道輸送の業務その他をやる所に賣るわけです。あるいは工事の関係です。その際に用品関係の仕事をしております者の人件費その他の費用があるわけです。
でありますから、たとえば石炭が市價では三千円でありましても、鉄道が用品勘定から收益勘定に入れる場合には三千五十円なら三千五十円という單價になつております。
三、運輸省所管 昭和二十一年度一般会計歳出臨時部、中央氣象台において経理の措置特に当を失しているもの、同年度帝國鉄道特別会計用品勘定歳入、運輸省において物品費拂代金を物資購入資金として流用しているもの、同年度同特別会計用品勘定歳出、東京鉄道局において不急でしかも割当のない統制品を大量購入したもの、同廣島鉄道局で物件の購入に当り措置よろしきを得ないもの、同特別会計收益勘定歳出、運輸省で食糧流産のため
運輸省所管でその一、帝國鉄道特別会計資本事勘定歳入のうち、運輸省において用品勘定の過剰金を資本勘定の歳入に繰入れなかつたもの一件、百二十九ページ参照。その二帝國鉄道特別会計用品勘定歳入第一款湘品及び工作收入第一項用品及び工作収入と、第二項雑収入のうち、運輸省において委託調弁物品代等の収入済多額に上るもの一件、百三十ページ参照。
歳入におきましては、違法と認めた事項におきまして第一に用品勘定の過剰金を資本勘定の歳入に繰入れなかつた。この非違事項でありますが、これは昭和二十年当時の会計法におきましては、用品勘定の過剰金ができました場合は、資本勘定の歳入に繰入れる、こういうことに相なつておつたわけであります。
從つて事実においては、たとえば用品勘定の支拂いをするときも、資本勘定の支拂いをするときも、日本銀行としては支拂い元は一本になつておるという関係で、それは一本になつた支拂いの中にそれだけの金があれば小切手で支拂い、受取つたわけであります。從つて事実上の関係において繰替使用という関係が起ることはやむを得なかつたわけでありまして、その点御了承を願いたいと思います。
第一の問題は用品勘定の過剰金を地方勘定の歳入に繰入れなかつたものがあるというのでございます。檢査院の批難の要旨は、二十一年度の用品勘定の決算上生じた過剰金二億五千七百九十八万九千六十六円を帝國鉄道会計法第六條第二項によつて同年度の資本勘定の歳入に繰入れなければならないのに、これをしていないというのでございます。
そういう予算面上の問題で実質と合わないから、これを直そうというのか、そうでなくて現に購入しておつた「用品勘定で保有する貯藏品の價格を一般の統制額に準じて改定し、」と書いてある。即ちここでは予算面でどういうふうに決められたということでなくて、実際に貯藏している價格を今の價格に引上げて資金の増加を図ろうというのでしよう。この二つで私は違つていると思うのですが……
この新たに用品勘定を設けて、この用品の再評價をしてですね。そうして資金の増加に充てるということになつておりますが、こういう再評價することが、具体的に言つて損益勘定、その他の或いは工事勘定、そういうものは具体的にどんな影響を與えるのか、成るたけ数字を以て説明して頂きたいと思います。
○政府委員(三木正君) 持つておりました品物も、今後買いますものも、皆マル公に割掛けを、用品勘定のいろいろな経費を加えたものですべて決算をして行つたわけであります。
○河田委員 それから次に用品勘定でありますが、これの價格の問題で、昨年の値上りから價格を大体統制價格に準じて改訂した。あるいは今後またそれによつて改訂するということになつておりますが、大体数字が大まかにわかりましたならばお聞きしたい。
○阪田説明員 ただいまお尋ねの点は御不審ごもつともでありますが、これにつきましては用品勘定の運轉資金の借入額を拡大いたしまして、それによつてまかなうという方法が、やり方としては考えられるわけでありますが、さようにいたしますと、結局その用品勘定から各勘定、損益勘定でありますとか建設勘定でありますとか、そういうところが用品勘定から買う價格が安くなるわけであります。
○宮幡委員 あとは全体に第三、第四、第五点までからむのでありますが、まず第四点で一番疑問に思いますことは、手持資材が多い用品勘定の評價がえをするという問題でありますが、用品勘定に割掛計算をいたしまして、各部門に配付するということは当然の措置でありますが、官廳会計というものに一貫した精神は、すなわち仕入原價主義であり、あるいは加重平均主義でなければならぬと思うのであります。
第四点は、この会計における貯藏品の経理は用品勘定に設けまして、損益勘定、工事勘定及びその他の中間勘定で必要とする用品を予め購入貯藏し、これらの勘定において必要の都度当該勘定に用品割掛費と購入原價との会計額を以て使用せしめておるのでありますが、昨年行われました物品の價格等の統制額の改定に伴いまして、この会計の貯藏品保有のための資金に不足を來し、これを補定する必要があるのでありますが、この会計の財政状況
第四点は、この会計における貯藏品の計理は、用品勘定を設けまして、損益勘定、工事勘定及びその他の中間勘定で必要とする用品をあらかじめ購入貯蔵し、これらの勘定において必要の都度、当該勘定に用品割掛費と購入原價との合計額をもつて、使用せしめておるのでありますが、昨年行われました物品の價格等の統制額の改定に伴いまして、この会計の貯藏品保有のための資金に不足を來し、これを補足する必要があるのでありますが、この
鉄道会計の用品勘定、物資購入及び保有量は、合理的に運営され七いるか。鉄道通信特別会計制度自体とその運用に改善の余地がないか。鉄道通信特別会計所属の特殊物件ば、いかに処理されているか。鉄道通信特別会計の本年度予算は、両会計の復興五箇年計画と資金及び物資面においていかに裏づけされているか。鉄道、通信料金の種別収入予算額は合理的に配分されているか。
めてまいつたわけでありますが、それを今後、あるいは近い將來において、使う途のないというものにつきましては、これはむしろそれを必要とする面へ拂下げを行いまして、また生産活動のもとにするということが資材活用の途で、國鉄だけで使うことを考えていてはいけないと存じまして、ただいま御指摘とは別の節で、資材を活用するという見地から、この問題を取扱つてきた次第でありますが、こういうものは特殊物件中にもございますし、また御指摘の國鉄に用品勘定中
これを用品勘定中の資材を工事勘定なり損益勘定で使います場合は、これはたとえば今回物價改訂があつた後に、その資材を取出して使うといたします場合は、そのときの時價でもつて決算をいたします。從いまして安く買つたものを高く損益勘定や工事勘定に賣る。こういうかつこうになるわけです。
その中百四十四ページの一の「違法と認めた事項」の中の(1)の「用品勘定の過剰金を資本勘定の歳入に繰り入れなかつたもの」、その次の「法令に反して過剰金を繰り入れなかつたもの」、これらについても丁度御説明がございまして、會計檢査院の批難の通り遺憾であつて、そうして責任者について注意處分をしたということでありまするので、重ねて説明することは省きたいと存じます。
次に用品勘定の歳入豫算額は十三億三千五十四萬餘圓でありまして、これに對して收入濟額は六億四千八百七十六萬余圓でありますから、差引六億八千百七十八萬餘圓の減收となつております。これは主として用品供給代等の收入が豫定よりも少なかつたのに因るのであります。又歳出豫算額は十三億三千五十四萬餘圓でありまして、これに前年度からの繰越額二萬圓を加えますと、歳出豫算現額は十三億三千五十七萬餘圓となるのであります。
次に、用品勘定について申上げます。用品勘定の歳入豫算額は七十五億七千五百三十四萬餘圓でありまして、これに對しまして收入濟額は五十三億六千七百八十二萬餘圓でありますから、差引二十二億七百五十二萬餘圓の減收となつて居ります。これは主として用品賣拂代等の收入が豫定よりも少かつたのに因るのであります。
昭和二十年度特別會計陸軍造兵廠歳出第一款陸上造兵廠作業費第一項作業費名古屋陸軍造害廠において支出に係る件(會計檢査院報告四の(三)) (九)昭和二十年度特別會計海軍燃料廠歳出第一款海軍燃料廠作業費第一項作業第三海軍燃料廠において支出に係る件(會計檢査院報告四の(四)) (十)昭和二十年度特別會計帝國鐡道資本勘定歳出第一款鐡道建設改良及び自動車線設備費第二項鐡道改良費運輸省において支出に係る件(會計檢査院報告四の(五)) (十一)昭和二十年度特別會計帝國鐡道用品勘定歳出第一款用品及
次に、用品勘定の歳入豫算額は十億五千九百十六萬餘でありまして、これに對しまして、收入濟額は十億三千三百八十五萬餘圓でありますから、差引二千五百三十一萬餘圓の減少となつております。これは主として用品賣拂代等が豫定より少かつたのによるのであります。また歳出豫算額は十億五千九百十六萬餘圓でありますが、これに豫備金外臨時支出額を加えました豫算現額は、十二億八千七萬餘圓となるのであります。
特別會計におきのしては御説明がございましたように、帝國鐵道の用品勘定におきまして、歳出二千九十八萬餘圓、收益勘定におきまして一千四十三萬餘圓が會計檢査院の紹介に對する囘答未濟という事由で未確定に相なつておるのであります。戰災によりまして證明書類を焼失しまして、會計檢査院に對する證明が不能であるという金額が一般會計におきましてはございません。
戰災によりまして證明不能に屬しますものは資本勘定の歳出で二百五萬餘圓、用品勘定で三十六萬餘圓、業務勘定で三百九十八萬餘圓ということに相なつておるのでございます。そういたしまして戰災などのための決算上目不明と相なりましだものが資本勘定で、歳出一萬一千餘圓、用品勘定で目不明のものが七萬七千餘圓、業務勘定のおいて目不明のものが二十五萬五千餘圓ということに相なつておるのでございます。
それから次に用品勘定でございますが、この祖入豫額は一億三千五百十五萬餘圓でありまして、これに對しまして收入濟額は三千三百二十八萬餘圓でありますから、差引きいたしまして一億百八十六萬餘圓の減收となつております。これは主として用品供給代等の收入が豫定よりも少かつたのによるのであります。
なお戰災によりまして證據書類が燒失いたしまして、ために會計檢査院への證明ができない、そういう種類のものが帝國鐵道におきましては、資本勘定歳入において三萬餘圓、用品勘定において十四萬餘圓、收益勘定において一億九千五百餘萬圓ということに相なつております。 なお逓信院の關係でございまするが、通信事業特別會計におきましては、二十年度におきましては未確定はございません。
次に用品勘定でございまするが、用品勘定の歳入豫定額は十億五千九百十六萬餘圓でありまして、これに對しまして收入濟額は十億三千三百八十五萬餘圓でありまするから、差引二千五百三十一萬餘圓の減收となつております。これは主として用品賣拂代等が豫定より少かつたのによるのでございます。
尚運輸省の特別會計におきましては相當大きな金額に上つておるのでございまして、帝國鐵道の資本勘定において、歳入が三萬一千餘萬圓、歳出が七千五百四十八萬一千餘圓、用品勘定において歳入が十四萬四千餘圓、歳出が九千九百十五萬一千餘圓、收益勘定におきまして、歳入が一億九千五百六十九万一千餘圓、歳出におきましては三億六千四百七萬五千餘圓と相成つておるのでございます。
次に用品勘定の歳入豫算額は十億五千九百十六萬餘圓でありまして、これに對しまして收入済額は十億三千三百八十五萬餘圓でありますから、差引二千五百三十一萬餘圓の減少となつております。これは主として用品賣拂代等が豫定より少なかつたのによるのであります。又藏出豫算額は十億五千九百十六萬餘圓でありますが、これに豫備金外臨時支出額を加えました豫算現額は十二億八千七萬餘圓となるのであります。
次に用品勘定の歳入豫算額は一億三千五百十五萬餘圓でありまして、これに對して收入濟額は三千三百二十八萬餘圓でありますから、差引一億百八十六萬餘圓の城收と相成つております。これは主として用品供給代等が豫定よりも少なかつたことによるのであります。又歳出豫算額は一億三千五百十五萬餘円でありまして、これに前年度からの繰越額二百八十八萬餘圓を加えますと、歳出豫算現額は一億三千八百三萬餘圓となるのであります。