1968-04-23 第58回国会 参議院 商工委員会 第14号
まさに、鉱業政策、産金対策としてはお粗末の限りといいますか、何をか言わんやの額でありますが、しかしそれに対して論難しているわけじゃありません。これが端緒になり呼び水になることを私は期待しておるわけでありまして、したがって、私は昭和四十四年度、五年度から抜本的な産金の政策が必要であろうことは、これは力説してやまないところであります。
まさに、鉱業政策、産金対策としてはお粗末の限りといいますか、何をか言わんやの額でありますが、しかしそれに対して論難しているわけじゃありません。これが端緒になり呼び水になることを私は期待しておるわけでありまして、したがって、私は昭和四十四年度、五年度から抜本的な産金の政策が必要であろうことは、これは力説してやまないところであります。
したがって、いままで局長の答弁の中にあったように、明確に金の対策というものが、私が理解するには、立てられておらなかったがゆえに、いまドゴール旋風によってあわてて産金対策を立てなければならぬという結果になったのではないか。もしわが国の金鉱が少なくて昭和十六年、十七年ころの半分も出ぬとするならば、いま幾ら金をかけても幾ら政府がてこ入れをしても産金量は増さぬでしょう。
○近江委員 その四十八億と十億の違いについては年度のとり方の違いと私は思うのですが、しかしいずれにしても、あれだけ産金対策小委員会で金の問題が重要視された。それは民間に仰いでいけばいいんだ、それは確かに民間も積極的なそういう体制は私は大事と思います。しかし何といっても母体になるのは政府です。力を入れるといいながら一千万円で何ができますか。ですからそういう点で非常に私は手ぬるいと思うのです。
○両角政府委員 長期的な産金対策ということは、現在わが国で認められておりまする六百六十円グラム当たりのコストにたえ得るような金山の再開発を行ないたい、この再開発に必要な探鉱資金、特に坑道掘進等の資金を援助いたしてまいりたい、こういう計画を立てまして、その結果、わが国としては将来十グラム品位で二百七十トン程度の金の採掘が可能になるであろう、かようなもくろみを立てたわけでございます。
産金対策のことはいろいろと問題になったわけでありますが、昨年の産金等対策小委員会でいろいろと意見が出たわけであります。それに対して政府として対策をとるということでしたが、長期的にどういう計画をお立てになったのですか。
なお、この機会にあわせてお聞きしたいと思いますが、産金対策は非常に重大だと思われますが、四十三年度は通産省から一千万円の委託を受けて、それによって探鉱の促進をされるお話のように聞いておりますけれども、事業団自体の事業としてこれをお取り上げになって、同時に先ほど吉見中小鉱業の本部長からもお話がございましたように、中小鉱業、鉱山等についても特別の施策を講ずるようなお考えはありませんか、それをちょっとお伺
同時にまた最近、先ほどお話がございましたようないわゆる金戦争といいますか、そういった金を取り巻く激しい経済の動きというものは——われわれ通産省の立場としては、物としての産金対策というかまえを基本にはいたしますけれども、やはり人類の金に対するイメージというものは、いろいろ人工的な通貨制度がどのように生み出されようとも、永遠に基本的に忘れることのできない問題だと思うのであります。
○橋口委員 この問題をどうしてわれわれがこうしつこく言うかと申しますと、前の通常国会におきましてこの商工委員会において産金対策の小委員会までつくった。ところが、それほど与野党あげて一緒に協議して、そして政府当局にも迫ったにもかかわらず、たった一千万ということでケリをつけられた。これは全く商工委員会、ひいては国会を侮辱するものと考えます。
○橋口委員 それでは非鉄金属に関する私の質問を終わりまして、次に、産金対策について伺いたいと思いますが、関連質問があるそうでございますから……。
○両角政府委員 ただいまの点はまことに重要な点かと存じますが、私どもが現在の段階におきまして産金対策として特に緊急に取り上げなければならない重点目標は、現在の国内におきます産金量というものをできるだけ合理的なコストをもって確保していくということでございまして、もとより国内のあらゆる金山、あらゆる金鉱というものをコストにかかわらず開発し、助長をしていくということも一応考えられる意見ではあり得ますけれども
そうして事態が好転した場合には、鎮静化した場合には堂々と金を買うというふうな方法、それから先ほどいろいろ皆さんがおっしゃったような産金対策というふうなものも当然すべきではなかろうかというふうに考えるわけでございます。
まず最初に、今回の産金対策等小委員会を発足をさせていただきましたことにつきまして心より感謝をいたしたいと思います。私は労働組合の立場から、われわれの産業が将来より発展をして、希望の持てる産業にしなければならないということ、そのためには、雇用の安定なり、労働条件の姿というものが、より希望の持てる産業にできるような形になければならないと思っております。
金の産業自体が非常に悪化しているという重要な問題と同時に、いわゆるゴールドウォーと称される最近の状態、きのうのロンドン市場における金取引が最高だったということが報ぜられておりますが、このゴールドウォーの中での日本の産金対策という問題について取り上げていただいたことについて、国民の一人として感謝を申し上げ、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
二一 同(大原亨君紹介)(第一四一五号) 二二 同(中村重光君紹介)(第一四五八号) 二三 同(門司亮君紹介)(第一四八七号) 二四 同(吉田賢一君紹介)(第一四八八号) 二五 同(堀昌雄君紹介)(第一五九五号) 二六 離島振興法の一部を改正する法律案の早 期成立に関する請願(池田清志君紹介) (第二七八六号) 二七 同(山中貞則君紹介)(第三二二一号) 二八 産金対策確立
――――――――――――― 七月十四日 産金対策確立に関する請願(池田清志君紹介) (第三五一一号) 同月十七日 万国博覧会場敷地内にスポーツ施設設置に関す る請願(吉田泰造君紹介)(第四〇七七号) は本委員会に付託された。
世界の産金対策を見ますと、ここに書いてありますように、アメリカにおきましては、砂金は全生産量の三分の一程度でありまして、全部これは自由販売になつておりますが、鉱山から出ますのは全部買い上げて、先ほど申しました世界の公定価格四百五円で買い上げています。それからカナダにおきましては、大体政府に売却する金の生産費に対しまして、助成金の交付を総産金額の七・五%出しておるというような状況になつております。
重宗 雄三君 山本 米治君 奥 むめお君 小松 正雄君 島 清君 政府委員 大蔵政務次官 愛知 揆一君 通商産業省鉱山 局長 川上 為治君 中小企業庁長官 岡田 秀男君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○通商及び産業一般に関する調査の件 (産金対策
本日は通商及び産業一般に関する調査の一環として一、産金対策に関する件、二、中小企業対策に関する件を議題といたします。いずれも昭和二十八年度予算案編成と密接な関係を持つ問題でありまするので、特に大蔵当局の御出席を求めて基本方針について只今まで愛知政務次官を中心として懇談をいたして参つた次第でありますが、懇談の内容を確認するため、栗山委員よりその要点を指摘しておいて頂きたいと存じます。
日本においては占領当時はアメリカの金政策への絶対隷属に終始し、占領後も通貨基金加入や不完全独立の印象を与えるアメリカヘの気がねから、根本的な産金対策は樹立できず、二十五年閣議決定を見ました金鉱業復興対策に関る件という問題もまつたくそのまま実地に移されず、閑却され、業界、労使をあげての陳情、請願にも何ら有効適切なる方策が講ぜられず、今年の夏に至つてようやく加工用金価格の引上げがわれわれの失望裡に決定されたわけであります
従つてどうしても金山の復興ということが金属鉱山全体の労働者にとつても非常に重大な問題として、われわれの大会においては、その都度産金対策の復興の問題は業者とともに生産闘争として私たちの大きな目標として取上げられて今日まで来ているわけであります。
号) 九二 医療法人に対する相続税の課税反対に関す る請願(勝俣稔君紹介)(第五三三号) 九三 揮発油税軽減に関する請願(江崎真澄君紹 介)(第五三四号) 九四 同(伊藤郷一君紹介)(第五三五号) 九五 同(村松久義君紹介)(第五三六号) 九六 同(山下春江君紹介)(第五六六号) 九七 同(岡田五郎君紹介)(第五六七号) 九八 同外五件(牧野良三君紹介)(第五九七 号) 九九 産金対策確立
六・三制学校老朽校舎改築費国庫補助に関する請願(委員長報告) 第三〇 市町村教育委員会設置費全額国庫負担に関する請願(委員長報告) 第三一 養護教諭二級普通免許状下付に関する請願(委員長報告) 第三二 院学校給食に関する請願三件)(委員長報告) 第三三 福島大学附属学校経費増類等に関する請願(委員長報告) 第三四 電気工事従事者の技能検定制度制定に関する請願(委員長報告) 第三五 産金対策確立
請願第七百二十八号及び陳情第七十五号は、産金対策の確立、金鉱山の助成に関するものでありまして、金鉱山の窮状はますます深刻化しておるので、それを打開するために、政府買上価格の引上げ、加工用金の使用制限緩和、探鉱奨励金の増額等の適切な助成策を講ぜられたいとの趣旨であります。
次に、政府の産金対策は、産金業者の財産権の侵害というような憲法違反の疑いがあると言うて指摘をされておるのでございまするが、これに対して如何なる見解を持つておられるのであるか、承わつておきたい。 次に、現在の政府保有金並びにその他貴金属について、戦前戦後別に、数量と金額、これは帳簿価格若しくは、入手価格で結構でございまするが、その概数で結構でございまするからお示し頂きたい。
する請願(前 田榮之助君外三名紹介)(第五二三号) 医療法人に対する相続税の課税反対に関する請 願(勝俣稔君紹介)(第五三三号) 揮発油税軽減に関する請願(江崎真澄君紹介) (第五三四号) 同(伊藤郷一君紹介)(第五三五号) 同(村松久義君紹介)(第五三六号) 同(山下春江君紹介)(第五六六号) 同(岡田五郎君紹介)(第五六七号) 同外五件(牧野良三君紹介)(第五九七号) 産金対策確立
御承知のように産金業助成策として、今期国会において貴金属管理法の一部を改正し、加工用金の売戻し販売制度を認めたのでありますが、これを以て産金業の当面している問題の全面的解決は困難であり、当委員会といたしましても引続きこの問題を研究することになつておりましたが、日本鉱業協会におかれましては、今回産金対策も含めて、金属鉱業全般に関する対策を策定されたということでありますので、この際その概要について説明を
我々は産金業者自体から聞いておるのでも最低六百円にしてもらい、そしてそのもの自体が先ほど私が申上げたような割当も二分の一ということになれば、従来の四百一円というものが平均しても五百円というような価格になるので、それによつて一応最低線は産金対策というものに立てられるのじやないかというように産金業者自体も希望を持つておると思うのでありまして、そういうような点から行きましても世界価格というものに比較するときにも
○境野清雄君 大体今御説明を承わつたんですが、通産委員会としてはこの日本の産金対策というものについては非常な関心を持つているのでありまして、最近の金山に対する政府の産金政策というものについては大きな問題があるだろうと思うのでありますけれど、そういう問題は又通産委員会でやるとしましても、この法案に盛られております中で私どもが関心を持たなくちやならんと思うのは九条と十条の問題、即ち九条の点におきまして、
全日本金属鉱山 労働組合連合会 調査部長 石橋 巌君 福井県地方織維 産業労働組合連 合会事務局長 中島 優治君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○小委員の選任の件 ○ポツダム宣言の受諾に伴い発する命 令に関する件に基く通商産業省関係 諸命令の措置に関する法律案(内閣 送付) ○派遣議員の報告 ○通商及び産業一般に関する調査の件 (産金対策
報告は産金対策の再検討を強く要請して結論といたしております。現段階において如何なる産金対策をとるべきかという問題は、今後の研究によつて考究して速かに解決せねばなりません。本日は特に参考人といたしまして園原、石橋の御両名の御出席を煩わし、業界の立場から忌憚のないところをお聞かせ願い、これに対して政府側から現在研究されつつある諸対策の内容について御説明を頂きたいと存じます。
○西田隆男君 今通産省と大蔵省の御意見を聞いていると、産金対策は何も実行に移せる段階に至つていないというふうに私にはとれるのですが、先ず第一にお尋ねしたいことは、二十七年度の予算の中に産金対策の援助費か、或いは何というか、助成金を大体幾ら見込んでおられるかそれを一つ。
通商産業委員長から産金対策の確立のための実地調査のため、靜岡県に、古池信三君、結城安次君、島清君、竹中七郎君を本月二十日から明年一月二十日までのうち三日間。 運輸委員長から関西における海陸一般運輸事情調査並びに観光施設の実地調査のため、大阪府、京都府、愛知県に内村清次君、小酒井義男君、岡田信次君を本月十五日から明年一月二十日までのうち七日間。