1985-04-24 第102回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第6号
がございますし、また日本が過大な需要を見積もったではないかという潜在的な意識もないわけではないと、かように思っておりますが、経済合理性をどう追求するかということがやはり石炭需要の拡大におけるところの中心的な課題であるということを私は客観的に、消費国代表で出ているわけではございませんけれども、そういう議論を展開するわけでございますが、何と申しましてもやはり石炭産炭国においてこの格差の問題は潜在的に産炭国側
がございますし、また日本が過大な需要を見積もったではないかという潜在的な意識もないわけではないと、かように思っておりますが、経済合理性をどう追求するかということがやはり石炭需要の拡大におけるところの中心的な課題であるということを私は客観的に、消費国代表で出ているわけではございませんけれども、そういう議論を展開するわけでございますが、何と申しましてもやはり石炭産炭国においてこの格差の問題は潜在的に産炭国側
これらのインフラ整備については、先ほどからお話も出ておりますが、巨額の資金と長い年月を要するだけに、計画的なプロジェクトの推進が必要であり、産炭国関係先との綿密な連携、国際協調をベースに、わが国の需要規模の拡大に対応できるインフラ体制の整備促進を産炭国側に強力に働きかけていかなければならないと思われます。
次に、産炭国側の展望といたしまして、これは外国を含めてでございますが、世界のエネルギー需給のバランス次第では、石炭も石油と、いわゆる海外石炭でございますが、石炭も石油と実質等価までに上昇するというような見方もあるようでございまして、その場合、国内炭は輸入炭に対する価格抑止力になるのではないか。