1960-02-10 第34回国会 参議院 商工委員会 第3号
日立港の完成の暁には、一万トン級の船舶の出入も可能になるようでございますが、文字通り原子力産業関連港として、日立工業地帯が今後原子力産業地帯として発展していくために必要欠くべからざる施設であることは申すまでもありません。そのときが少しでも早まるよう、関係者からは、国家予算その他の援助を要望しておりました。
日立港の完成の暁には、一万トン級の船舶の出入も可能になるようでございますが、文字通り原子力産業関連港として、日立工業地帯が今後原子力産業地帯として発展していくために必要欠くべからざる施設であることは申すまでもありません。そのときが少しでも早まるよう、関係者からは、国家予算その他の援助を要望しておりました。
次は、徳山下松港及び岩国港でありますが、御承知のごとく昭和二十六年に徳山下松港が、同二十七年に岩国港が重要港湾の指定を受けて以来港勢が著しく伸展し、前者は出光興産徳山製油所、日本石油下松製油所、後者は三井石油化学、日本鉱業等が好立地条件を利して工場を建設し、石油港、産業関連港として従来の面目を一新し、新たに時代の脚光を受けるに至ったのであります。
○国務大臣(中村三之丞君) それは成立しなかった、たとえば特定産業関連港の整備計画、これはございますから、これは特別会計としてできなかったので、それは御了承願いたいと思うのですが、しかし、その計画を一般会計においてもできるように予算はやるつもりでおるのでございまするから、その内容を一応御説明いたしますならば、運輸省の港湾計画の大要を御了解を願えると思います。これは局長からお答え申し上げます。
従ってどうしてもこの港湾施設を、少くとも産業関連港はここ三、四年間に二倍に能力を増大しなければならぬ。そのためには防波堤の構築岸壁の工事あるいは泊池、航路等の浚渫あるいは陸上の荷揚げ設備等の能力の増強と、この港湾関係の整備を非常に急がなければならない。