1991-09-26 第121回国会 参議院 商工委員会 第2号
こうした短期の景気動向もさることながら、中長期的に見ても、労働力需給の逼迫傾向の中で中小企業の労働力不足問題の深刻化、大店法の規制緩和などに典型的に見られる内外の大企業との競争の激化、バブル崩壊による産業資金需給のタイト化に伴う中小企業金融への懸念の高まりなど、中小企業を取り巻く環境は構造的に厳しいものになってきていると考えられるわけであります。
こうした短期の景気動向もさることながら、中長期的に見ても、労働力需給の逼迫傾向の中で中小企業の労働力不足問題の深刻化、大店法の規制緩和などに典型的に見られる内外の大企業との競争の激化、バブル崩壊による産業資金需給のタイト化に伴う中小企業金融への懸念の高まりなど、中小企業を取り巻く環境は構造的に厳しいものになってきていると考えられるわけであります。
おそらくもう間もない間に企画庁等で取りまとめまして、産業資金需給の計画の数字が出ると思いますが、そのときに明らかになると思いますが、大体のことを申し上げますと、御承知のように政府保証債は財政投融資計画におきまして千八百十億円を予定いたしております。それから地方債は三百六十億円を予定いたしております。
私は要求に応じた例としてここに持つているのですが、これはたしか昭和二十六年、二十七年度の産業資金需給見通しについてというので、昭和二十七年の一月十一日の日付で、安本の財政金融局産業資金課から発行している。これは持つている人があるにもかかわらず、私たちが名前まで示して要求したときにどうしてもらえないのですか。それでいただきましたのは、ここに出ておりますような薄つぺらなものなのです。
この内訳は直ぐその紙の第二表の昭和二十五年度産業資金需給見込の中に若干書いてあるのでございます。需給見込の一、二、三というところに直接投資という欄がございます。この直接投資の欄の合計の欄を御覧頂きますと、二十四年度の見込が千百十四億、二十五年度見込が千百三十五億というふうに相成つておるのであります。