1951-11-07 第12回国会 参議院 大蔵委員会 第7号
我が国の産業、生産力の七割乃至八割ぐらいのものがこの中には含んでおるのではないかと存ずるのであります。この会社の昭和二十五年下期の決算数字によつて調べた調査によりますと、この二十五年下期と申しますと、本年の三月から五月までに決算の到達した普通営業期間を含んでおります。
我が国の産業、生産力の七割乃至八割ぐらいのものがこの中には含んでおるのではないかと存ずるのであります。この会社の昭和二十五年下期の決算数字によつて調べた調査によりますと、この二十五年下期と申しますと、本年の三月から五月までに決算の到達した普通営業期間を含んでおります。
全体として産業の需用というか、産業生産力が伸びまして、それに応じて電力の需用が殖えて来たということでありまして、まあ第一四半期、特に四、五月の割当につきましては、先ほど申上げましたように一部枠を追加したということで大体賄つているというふうな関係であります。
このことは、私は結局総理にも申上げた通り、米国の軍需生産拡張の要請に応じて、日本が日本の産業生産力を軍需生産にどんどん向けて行くという方向寒行くことになると思うのであります。ところが一面におきましては、吉田ダレス会談におきまして軍需基地の問題が相当下相談ではあるが、固つておると思えるのであります。
これは周東国務大臣がこの記事の終りのほうに談話を発表しておるのでありますから、恐らくこういうものが求められたのであると考えるのでありますが、即ちこのことは米国の軍需生産の拡大、軍拡の要請に応じまして、そうして日本の産業生産力を軍需に挙げて持つて行こうということになると想像する。
国内産業生産力の拡充をはかりまして、でき得る限り国内における自給自足に近づきたいと考えておる次第であります。従つて、農業生産力の基盤となります農地の保全改良、水利開発等に対しましてでき得る限り資金を投ずるとともに、技術の改良普及等に努めまして、食糧自給態勢の強化に盡したいと考えておる次第であります。但し、本国会にこれに関する補正予算を提出する考えは持つておりません。
そのために、生産された物の大部分が消費されてしまい、産業生産力を維持して行くために、必要な設備の修理や取り替えさえ、ほとんど満足に行くことができないのであります。この僅かな生産の規模そのものが、むしろもつともつと小さくなりつつある状態であります。