1971-03-16 第65回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第6号
○島本委員 高瀬参考人に、私は医者の立場ではなく、長い間この産業公害対策委員会の中で公害に対処してまいりました一人の人間としていろいろ先生に聞いてみたいと思います。この点は意外にもしろうと的な質問になりますから、その点わきまえて懇切にお教え願いたいと存じます。 まず、その前に、今回の中村登子さんの霊に心から哀悼の意を表して質問を展開いたします。
○島本委員 高瀬参考人に、私は医者の立場ではなく、長い間この産業公害対策委員会の中で公害に対処してまいりました一人の人間としていろいろ先生に聞いてみたいと思います。この点は意外にもしろうと的な質問になりますから、その点わきまえて懇切にお教え願いたいと存じます。 まず、その前に、今回の中村登子さんの霊に心から哀悼の意を表して質問を展開いたします。
本年の四月八日の衆議院の産業公害対策委員会におきまして、企画庁長官の答弁によりますと、「この五年の原則というものはあくまで原則として保持しなければならない、こういうふうに考えております。」というような答弁でございます。したがいまして、四十九水域中で二十五水域の達成では、原則五年以内と言えないのではないか。
ところが、先月の九月十一日の当委員会に大臣の御出席をお願いしましたのに、在京しておられながら、産業公害対策委員会なら別として、地方行政に出るということは、時間の関係その他で遠慮したいという御返答があったということが委員長から話がありました。それから、きょうの御答弁でも、公害関係担当大臣の中に自治大臣の存在をお忘れになるというような趣旨の発言がありました。
あなたはひとつ閣議で発言をして、他の委員会はどうでもいいというわけではないけれども、何はさておいても産業公害対策委員会には出て、そうして政府の誠意を示す、あるいは施策を示す。ぜひ関係各省の大臣は万難を排して出るべきである。予算のように、連日やるわけじゃないんだ。月に二回くらいじゃありませんか。どうして出れないのですか。どうして各省の役人諸君にまかして答弁に困らせているのですか。
そこで近く——私が三月の産業公害対策委員会で政府に提案したのは、この三重県の沿岸、つまり伊勢湾の西部と伊勢湾の東部に大導流堤または大導流管をつくる。愛知用水のような導流堤でもいい、あるいはパイプラインの大導流管でもいいです。それで伊勢湾の外の伊良湖の向こうの太平洋に——それまでにもちろん途中で浄化しなければ、その汚水をそのまま太平洋に流されたのではたまりませんから。
私は四月の十七日のこの衆議院の産業公害対策委員会で質問した。西川審議官御存じだと思う。当時私は、名古屋港の調査ができておりますか、水質基準の指定をいつやるのですかと聞いた。一部調査をやっていると言う。しかし、私が名古屋港管理組合から聞いた話では、ほとんどやっておりません。伊勢湾、三河湾も調査はほとんどやっていないじゃないですか。
そういう観点からいたしますと、きょうの理事会でも公害担当大臣が各委員会に出されておってはとてもからだがもたない、きょうはおるけれども時間的に余裕がない、産業公害対策委員会で質問したらいいではないかという御発言がございましたけれども、私はこの地方行政委員会、これはやはり公害対策の実施面を担当する委員会ということになりましたら、ほかの委員会と違ったウエートで公害問題についての発言力あるいはまた権限を持つべきだし
しかるに、口では人命尊重、人間の命を守るということを言っておりますけれども、ただの一回も産業公害対策委員会に出席をしないということはまことに不当であると思う。国会軽視もはなはだしい。のみならず、国民の公害に対する要求というものに、当然内閣の政策を明らかにしてこれにこたえなければならぬ。この点も委員長としても十分ひとつ内閣に対して反省を求めるように要求をしていただきたい。
○赤松委員 その重要な厚生大臣が、いま国民注視の中で開かれておる産業公害対策委員会に三十分もおくれて出席するとは何ごとだ。政府にその公害対策に対する、公害防止の積極的な姿勢がないということは各新聞が一斉にこれを指摘している。
○赤松委員 内閣の所管大臣であります厚生大臣が、産業公害対策委員会に出席をするのに遅刻をしておるということははなはだ遺憾です。健康を害していらっしゃる荒木行政管理庁の長官もこうして私どもの質疑に答えるべく出席をされておる。
そこで、いま申し上げましたように、公害の問題は明日産業公害対策委員会で質問するとしまして、御承知のように、最近総武線一帯にわたりまして、朝鮮人高校生と日本人高校生との間にしばしば紛争が生じておるわけであります。
私は加藤清二さんのような有能な委員長が幸いおられるのだから、また産業公害対策委員会の委員諸君も見識のあるりっぱな方ばかりなんだから、この際ひとつ強力にこの委員会で決議でもして、政府に対して産業公害対策の一元化をやれ、場合によれば公害対策省あるいは公害防止省というくらいなものをつくって、それこそ予算の相当の部分をこれに投じて抜本的な対策をやらなければ、一九七〇年代の政治課題が泣きますよ。
困ったことには、産業公害対策委員会というのは、そういうのがはっきりしないのですよ、いままで。だれも、たくさん大臣は出てくるけれども、おれはその中のこの部分に関するこのことだけを答弁すればいいということで出てこられる。つまり、産業公害対策の責任はおれだけじゃないのだ、まあそういう気じゃないだろうけれども、そういう顔つきでもって出席をされることになっちまうわけです。それで審議も非常にやりにくくなる。
そこで、そういう状態であると、産業公害対策委員会の審議も、たいへんにやりにくくなるわけです。一応は、政府側の産業公害に関する責任者というものがあって窓口をはっきりさしておく、要するにチームで言えばキャプテンみたいなものがだれかいないというとやりにくいということになるわけでございますが、この前の委員会では、総理府の長官が一応責任者のような形でもって返事をされたわけです。
三番目に、直接的にはこの産業公害対策委員会に参考人を招致しようという話が出光側の非常な激怒を買ったことが原因のようですが、参考人招致の目的は何かということに誤解があったのではないかと私は思うのです。六月十五日に本委員会に、参考人として、兵庫県の行政責任者、姫路市の行政責任者、出光の責任者、公害反対側の代表者に来ていただいて、公害対策をどうするかを聞いて対策を立てるというのが目的であったわけです。
二番目は、中止の原因となったのは、読売、毎日によりますと、産業公害対策委員会に問題を持ち込んだこと、このように問題の本質が変わっておるのです。そうして私たちが心配いたします損失は建設に対する損失であって、漁業の損失、さらに公害病、身体異変、こういう問題に対するところの損失は出ていないわけでありまして、経済的な損失が主体になっております。
○中井委員 きょうは厚生大臣と通産政務次官が御出席ですが、この産業公害対策委員会におきましては、この国会が始まりましてから、あなた方にもたびたび御出席は願ったのでありますけれども、大体自動車の排気ガスの規制の問題、あるいは海水汚濁防止に関する条約批准の問題、この二つは予算委員会の分科会において私は厚生大臣にお尋ねをした記憶があるのでありますが、それからさらに石油精製及び火力発電に用いまする重油の燃焼
国会におきます産業公害対策委員会の模様を議事録で拝見いたしますと、諸先生方には熱心に討議を進めておられますので、私の報告いたしますことも、これと重複するところが多いと思いますが、この点まず御寛容願いたいと思います。なお、電気事業者として初めて、冒頭のことでありますので、その点もまた少し冗長にわたるかと思いますが、御寛容を願いたいと思います。