2010-05-11 第174回国会 参議院 環境委員会 第10号
このことは大変結構なことだと思っておりますが、他方で、産廃排出量の減少というのが排出事業者の売手市場を形成していると。したがって、産業廃棄物の処理費用の下落によって処理業者の収益が圧迫され、不適正処理につながるのではないかと懸念されていると思いますが、不法投棄の現状も含めて産業廃棄物の処理の現状について御説明いただきます。
このことは大変結構なことだと思っておりますが、他方で、産廃排出量の減少というのが排出事業者の売手市場を形成していると。したがって、産業廃棄物の処理費用の下落によって処理業者の収益が圧迫され、不適正処理につながるのではないかと懸念されていると思いますが、不法投棄の現状も含めて産業廃棄物の処理の現状について御説明いただきます。
また、排出事業者には、処理業者がもたらすかもしれない多大のリスクを避けるために、自らの産廃排出量を徹底的に抑制する効果が期待できます。法理論上、困難性があるとは思いますが、取り返しの付かない環境汚染に発展する廃棄物犯罪を予防するには、是非この制度を導入されるよう要望するものです。 第三に、先ごろ始まった産廃処理業者の優良化事業についてであります。
○高桑栄松君 現在、厚生省が掌握している産廃排出量など産業廃棄物に関するデータは、五年に一度の全国調査によるものであると伺っておりますが、最新のものは昭和六十年度ということになります。これでは急激にさま変わりしつつある産業廃棄物の排出の実態、最終処分場の残余容量及び中間処理の実態等がつかめないと思います。毎年データを把握するのが当然であると思いますが、いかがでしょうか。