1948-12-11 第4回国会 参議院 厚生委員会 第1号
○井上なつゑ君 只今宮崎政府委員の御説明で、お医者さん、藥剤師の方は会からお出になるというお話でございますが、私共助産婦、看護婦、保健婦は社團法人になつております日本助産婦、看護婦、保健婦協会というものを持つておりますから、どうぞそういう点も御考慮下さいますようお願いいたしたいと思います。
○井上なつゑ君 只今宮崎政府委員の御説明で、お医者さん、藥剤師の方は会からお出になるというお話でございますが、私共助産婦、看護婦、保健婦は社團法人になつております日本助産婦、看護婦、保健婦協会というものを持つておりますから、どうぞそういう点も御考慮下さいますようお願いいたしたいと思います。
その問題と関連いたしまして、私共の関係いたしております助産婦、保健婦、看護婦の法律のことであります。やはり各病院なり療養所なりに看護婦なりお医者さんが少いので、非常に支障を來すのぢやないかと思います。北海道で弟子屈の療養所拜見いたしましてつくづく感じたのでありますが、五十のベツトにお医者さんが一人、看護婦が二人見習が二人、それでやつております。
○塚本重藏君 只今上程されました医師法案、歯科医師法案、保健婦産婦看護婦法案、医療法案及び歯科衞生士法案の厚生委員会における審議について、一括してその経過並びに結果を御報告申上げます。 以上のうち医師法案、歯科医師法案、保健婦助産婦看護婦法案及び医療法案はいずれも戰時中の立法である國民医療法を解体し、それぞれ独立の法律としたものでありまして、その内容は次の通りであります。
具体的な例で申しますれば、産婦に対して強心剤を注射するというようなことの必要が場合によつては起きてくると思います。これらは臨時應急の手当ということでできるように処置いたしたいと思つております。
助産婦は第三十八條の規定によりますと、「妊婦、産婦、じよく婦、胎兒又は新生兒に異常があると認めたときは、医師の診療を請わしめることを要し、自らこれらの者に対して処置をしてはならない。」こう書いてあります。すなわち異常のある場合には医師の診療を請わしめなければならないということが原則になつておるのであります。
保健婦は一般の指導でございますから、もちろん妊婦や産婦、幼兒というような者の指導にも当るわけでございますが、その場合に保健婦がもし出産に面した場合には、救急、應急の処置として出産を取扱うことができましようか。
從つて甲種看護婦としての三年間の素養を要求いたし、その上にさらに助産婦として特に專門的に必要なことだけを一年やるという意味でございますので、この程度におきまして一年やりますれば、十分であると考えておる次第であります。
特に火災その他災害突発の場合、他部落または他村への來援を求むるとき、あるいは急患者、姙産婦等、医師への連絡を必要とする場合等、村民の不安焦慮はまことにはかり知れないものがあるのであります。通信設備不完備のため、年々こうむる精神的、経済的損害は実に莫大なものがあるのであります。
縣下におきまする状況を各別に視察いたしまするのに、縣におきましては、兒童課の設置を他府縣に率先して設置せられまして、兒童問題及び姙産婦等の福祉に関する業務を開始せられまして、幾多の問題の解決に当られておる状態でございました。國民医療に関しては、本縣下におきましては無医村は一つもない状態でございまして、國民千名につき一人当りの割合の医師を配して、医療に從事しておるようでございます。
○井上なつゑ君 この外の、只今の修正のことじやございませんが、この法案が今年から一部實施されますことになりまして、大變皆世の中のお母さん方とか、又それらの保健指導に從事しております助産婦の方達も非常に大きな期待を持つておるのでありますが、差當りの問題として、小さいような問題で大きな問題でございますが、燃料の不足の折柄、この十二月から先のお産の取扱い方でございますが、家庭におきましてお産いたします方は
そしてその母體を健全にするためには、まず母體の榮養を十分にとらなければならないので、まずそれを根本問題としてわれわれは取上げなければならないと思いますけれども、この間の農林當局の御説明によりましても、特に妊婦、産婦の榮養に關しての特別な考えはないということでございます。妊婦に對してはいくらか配給がありましても、それは榮養を十分に保つだけのものではないのでございます。
○武田委員 兒童福祉法案で私が一番感じますことは、兒童福祉の根本問題である母子問題が、割合に輕く取扱つてあると申しますか、ほとんど母子問題に關しては、ただ妊娠、出産、そのあとの一年間の産婦という範圍が取上げられてあるというだけのように思います。
その都度母子手帳に保健指導上必要な事項を記入することになつておりまするが、乳兒又は幼兒の場合におきましては、保健所又は医師若しくは保健婦が指導をいたしたときだけ記入することになつておつて、助産婦が指導をいたしました場合には記入をしないことになつておりますが、むしろ新生兒等は助産婦の方が保健婦よりも中心ではないか、然るに助産婦が相当大きい……少くとも出生後一週間或いは数週間の指導の間においては、全然助産婦
なに故に助産婦を除いてあるか、こういうようなことも、やはり私もあなたと同じように、まだ生まれ立ての、宮詣りも済まないような乳兒に対しましては、なぜ助産婦を除いて、助産婦以外の者の指導を受けなきやならんというような特別な理由は実はないのでありますが、ただもう生れ落ちたのだからして、産婆即ち助産婦はもうよかろう、助産婦に代るべき医者の指導を受ければよかろう、又助産婦に代るべき保健婦の指導を受ければよかろうという
と書いてございますが、出産後一年以内の女子を産婦と見て頂きますと、この産婦には子供は附きものではないかと存ずるのであります。この点をはつきりして頂きたいと思います。
暗い中でお産をして、その處置も暗い中でして、産婦がそのままでそこにおる。ですから、表には出ませんけれども、その際その處置に手落ちがあつたり、あるいは何かの適正でないことがあつたりしたために、あるいは非常に、衛生的でなかつたりしたために、ずいぶんあそこでは表に出ないところの危險がたくさん含まれていると私は思います。
ぜひ受けなければならないというふうに解釋せられるのでございますが、これに關して保健指導を受ける施設が十分であるかどうかということになりますと、先ほど言われましたように、まだ無醫村だとか、あるいは助産婦のないところもございますし、あるいは經産婦になりますと、今までの經驗で、自分のことについては保健指導を受ける必要がないと考える者があると思います。
○米澤政府委員 二十二條の助産施設の問題でありますが、實はこの但書をつけましたのは、われわれとしては、できるだけ助産施設が全國に擴充されて、どこの農村におきましても、この規定に書いてありますように、該當する産婦がありました場合、ぜひともそういう助産施設にはいつてお産をしていただきたいのでありますけれども、今日の實情におきまして、かかる助産施設は、ただいま御指摘のようにもちろん十分ありませんので、やむを
若しお金を出して入ります妊婦、産婦の入ります産院などでは、この法律の何と申しましようか、関係しないのでございましようかその三点を承りたいのでございます。
從つて今後保健婦の指導をされます場合には、産婆のいる所には、而もそれは開業産婆でありますので、それまでは保健婦が取つてしまうというのでは、産婆の口が乾上つてしまいますので、是非とも産後当分の間、或は姙婦、産婦などについては保健婦は手を出さずに、産婆の方にやらせるというようにして頂かんというと、今後産婆会並びに保健婦の方面との連絡協調が非常に困難と思うのであります。
それから第二條の七に、母性及び乳幼兒の問題がありますが、姙産婦に対する結核の予備診断をして頂きたいと思つておりますが、これは結核の姙産婦であるということが決まつたならば、栄養量を余分に配給をして貰えるかどうか、又は是非栄養量を配給して貰いたいという意見であります。
尤もこの自由販賣になる食糧は、食糧営團又はその他の機関を通じまして、公正適性に配給いたします制度を設け、一部の者が多く買占めのできないように、尚病人、産婦等に特別に配給する等、その制度を改善することは当然であります。 尚私はこの際一言付け加えて申上げたいと思います。