2000-03-30 第147回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
そういう意味で、いわば産地主義というのを米とか麦とかそういったものについては不可避のものにしている、そういう考え方で整理してございます。
そういう意味で、いわば産地主義というのを米とか麦とかそういったものについては不可避のものにしている、そういう考え方で整理してございます。
○細田政務次官 私も個人的には、繊維の構造改善事業が始まりました昭和四十二年から、石川、福井の長繊維産地の産地主義、組合主義による構造改善をやり、今先生がおっしゃったウオータージェットを導入し、そして、そのころは対米の規制もあり大変だったんですが、二つ大きな要因、変化があったと思います。 一つは、生糸の一元輸入制度、これによる絹の大きなダメージ。
一番基本的なポイントは、御指摘の撚糸工連事件の経緯等も踏まえ、さらにはその後のさまざまの中小企業をめぐります情勢の変化といったものを勘案をいたしまして、いわゆる産地主義という考え方を軸に据えたということでございます。 具体的に申し上げますと、事業主体につきましては従来中央にございます工業組合連合会を使っておりましたけれども、今後は産地組合を使うということにいたしております。
それで、国全体としてこれ考えてもらいませんと、やっぱり産地主義というのがあるわけですからな。これはそれ以上お伺いしません、時間がありませんから。 それから、先ほどからお話が、質問があったんですが、これも構造改善事業、これも今回は延長ということですが、過去今日まで余り進捗状況がよくないと、これは先ほど承りましたけれども、どういうところにこれ原因があるのか。
○中尾辰義君 ですから、要するに構造改善というのは、まあ基準ですけれどもね、あなたが最初おっしゃった産地主義、ここが大きな問題になってくるんじゃないですか。何べんも言いますけれども、いつまでも大企業の下請ばかり安い賃金でやらされておる、かなわない、何とかひとつ産地で独立して生産から販売まで一貫して、そして大きな利潤をあげて、生活を改善してみたいと。
○政府委員(佐々木敏君) 申し上げるまでもなく、織布業は産地単位で糸売り、糸買い、布売りと、要するに産地主義の分野と、それと先生御指摘の、原糸メーカーの系列下に入っております賃織りといいますか、原糸から製品までの製造工程が一貫しておる分野と二つに分かれておるわけであります。そこで、いわゆる産地主義に属する独立した形態といいますものは、ただ四割程度でございます。
○政府委員(佐々木敏君) ただいま申し上げましたように、おおむね織布の分野につきましては、それぞれ独立した産地主義をとるか、あるいは原糸メーカー等の系列下に入るかという分野に分かれておるのでありますが、これはいわば歴史的、慣行的ないろいろな事情からのほかに、製品の少品種大量生産に適する製品か、あるいは多品種少量生産に適する品種か、そういった品種によりましてそれぞれ有利な点が両方にあろうかと思うのであります
その機業地の、産地というものを中心にしたいわゆる産地主義に基づいて行なわれてきた構造改善、そのことが、それを業とする経営者にもうまくぴったりいかなかったんではないか。
ですから、これがいいということになれば、全く考えられなかったようなところまでが全部同じ作目ができてくる、こういうような点もございますので、そこで私が申し上げたのは、今後は農業基本法というものをあくまで基本として、そして主産地主義というようなものをとっていくということがよろしいのではないだろうか。
こういう中に立っておりますから、私は、何といっても今後の日本の農業というものは、主産地主義というか、こういうようなものをどうしてももり立てていかなければ相ならぬだろう。
○国務大臣(長谷川四郎君) 御指摘のように、非常に重大な時期でもございますので、地域的生産をぜひそのようにやってまいりたい、そうして主産地主義にのっとっていかなければならないだろう、こういうような考えのもとに、いま各農政局単位にいろいろ調査を進めております。
ぜひとも農民みずから将来を考え、そうして、ただいまお話のあったような所得——米と同等の所得のあるようなものをつくってもらわなければならないのだと、それにはやはり今後問題がある、今後は何と言っても主産地主義というものをとっていかなければならぬ、こういうようなところに重点を置いて、そうして御協力を願った方々が、あのとき転換をしたために、かえってこのようによくなったという方法をとるように、それが今後の主産地主義
だろうというような見通しもありましたし、いずれにしても、これだけ米作というものに定着しているものを、ここで十万だ、五万だといってみても、実際、口では言えるかもしれないけれども、それが現実に行なうことができるかどうか、なさなければならないことであるけれども、まず本年度は一万ヘクタールをやってみて、その結果いろいろの欠陥も出てくる、長所、短所が出てくるだろう、そういうものを見きわめた上に立って、初めてこれに対する主産地主義
こういう上からいって、やはり先ほど申し上げたような主産地主義というものをとるという上に立っては、沖繩がいかに重要な地帯であるかということも一つの例でなければならないと考えられます。
そこで、——今後の日本の総合農政を行なっていく上に立っては、これは多くの知識をもっと集中しなければならないし、さらに、たとえば一例をあげるならば、主産地主義をとっていくとするならば、これらに対しましてもこれは多くの方々の十分なる知識をここで結集しなければならぬ、その上に立って行なわなければならない大きな問題でございます。
○国務大臣(長谷川四郎君) やはり総合農政の前提である主産地主義をとっていきたい、こういうような考え方を持っておりますし、何といっても沖繩が亜熱帯地区である。その天恵をいかに高度利用して、それらの種目によった生産を高めていくかということが第一の条件であろうと思います。したがって、今後におきましてもそのような方針のもとに指導を行なってまいるつもりでございます。
○国務大臣(長谷川四郎君) 御指摘のように、主産地主義をとるということは、これはそうなくてはならないというような考え方をもって、他の作物につきましてもこのような方途を切り開きつつあるところでございます。当然蚕糸につきましても主産地主義というものは形成すべきものだと考えております。
したがって、さらに最近の米の需給の問題もございましたけれども、そういう上に立って考えるならば、結論として、やっぱり適地適産主義といいましょうか、そういうような線をとることが、主産地主義をとるということが、現在の農政というものに、いま河田さんがおっしゃるような点を履行していく点については、どうしてもその方向に沿っていくということがよろしいのではないか。
○国務大臣(長谷川四郎君) 幾多きょう河田さんのお話の中にもあったような点について、今後の健全な農業を営まそう、そうして需要と生産のバランスをとろう、さらに対海外的からのこのように押し寄せてくる自由化の中に立った日本の農政、農民というものの健全な歩みを行なわしめようとするのには、どうしても主産地主義というような考え方をとっていかなければこれに対抗はできないだろう、こういうふうに私は考えます。
○高橋(淑)政府委員 織布につきましてはあくまでも産地主義あるいは組合主義と申しますか、構造改善を積極的にやろう、そういう意欲の高まりの強いところから発足をいたしまして、それを基盤として実施をいたしておりますので、決して私たちはたとえば綿・スフ六十三の組合の半分程度構革をやればよろしいというようには考えておりません。できるだけ多くの組合が構革に参加をしてほしい、このように考えております。
特に今年、いままで私たちが考えているのは、この総合農政とただ口で唱えて言ってみたんでもしかたがないのであって、要は、そうした場合に主産地主義というようなものでも形成をしていかなければならないだろう。こういうような点も、その中に十分組み入れられてあると考えられます。したがって、現在の日本の食糧関係というものが、ただ単に国内のみのにらみ合わせだけで解決がつける問題ではなくなってきておる。
さらに、御指摘の適地適産というお話でございますが、全くこれらは考えなければ、よく私が申し上げるんですけれども、もうお互い与党だ野党だといっているときではなくなってきているじゃないか、多く生産者団体とともに、広くまた学識経験者とも集まって、そして日本の農業の将来というものをどう持っていくんだ、適地適産ということばはもちろんあり、その主産地主義というようなものでもとっていかなければ、結論としていつでも同
○国務大臣(長谷川四郎君) お説のとおりでございまして、昨日も申し上げましたように、もう主産地主義をとっていかなければならないだろう。その計画の一部でもあり、申し上げたように、これらは農林省だけの問題ではなくて、また与党だとか野党だとかという問題ではなくて、広く知識を集めて主産地主義というものを行なわなければならない。
さらにまた協業化というような点もいろいろ考えておるのでございますけれども、ただいまお話しのように、先ほど申し上げたように、現在の農業と農政というものが、このままでいいか悪いか、こういう点については御指摘のとおりだと思うので、したがって、主産地主義というようなものを発揮するとすれば、農政が上から取り上げるといたしましても、まだ、農林省だけの考え方でこちらへ持ってきてそうして御批判を賜わりたいというようなことではなくて
また、適地適作でございますけれども、やはり何といってもこれらは主産地主義というものをあわせ考えなければならないときだろう。たとえば、お米がいいといえば、北海道から九州まで同じものをやる。ミカンがいいといえば、さらにミカンをつくる。
○国務大臣(長谷川四郎君) なかなかむずかしい問題で、全く私も農林省へ参りましてわずかの期間でございますけれども、そういうような点について何とか一つの消費、生産、これに対する計画性をということまでじゃなくても、主産地主義というようなものをとって、そして長期の見通しに立たなければならぬだろう、このまま置くということは、とても将来の農村、農民というものをどう考えるかということにお互いがなる。
雑穀の一部というようなものを国内で生産をして、国策の上から見てどうかというようなものは、一部どうしても輸入しなければならないものは輸入する、一方、国内で生産と需給のバランスをとるというようなものは、何といっても適地適産ということばがございますけれども、主産地形成というようなものを確立してまいらなければならないだろう、こういうような未来像といいましょうか、そういう上に立った、そして適地通産主義、主産地主義
今後の国民食糧というものが高級化するに従って、たとえば野菜という面にしても、果実という面にしても、その高級化していくのに沿ったところのものが生産されていかなければならないはずでありまして、野菜はこれをつくったのだから、これでいつまでもということにはなかなか困難がありますから、今後こういう点については、農林省だけの考えではなくて、生産団体等とも十分に話し合って、そしてその基盤の上に立った、つまり主産地主義
その米をつくっているところを、今度は主産地主義をとって、あなたのところはこれが指定品目ですよということになりますと、その品目に対するには、米をつくっていたと同様といいましょうか、より以上の収獲のある、収入のあるものにしていかなければならない。けれども、ただそのままで農民が、おまえが苦労するんだよというわけにはまいらないと思います。
私たちもそういうような点については、今後はっきりとした方向を進めていくつもりでございますけれども、何といっても私は十一月になって、それ米が余る、それ今度はこちらだ、国会だというようなことで追い回されておりますので、なかなか思うようには進んでおりませんけれども、国会の予算委員会でも済むことになるならば、これとあわせまして、申し上げたような主産地主義というようなものの形成は、こういこうではないかというような
こういうような点に私は考えを置きまして、今後の農政というものはもちろん総合農政ではあるけれども、その総合農政の基幹の上に立って、そして主産地主義というものをとっていかなければならないだろう。 その主産地主義というものは、北海道から九州の果てまで、御承知のように米がいいといえば米ばかりつくってしまう。こういうようなことを繰り返すことのないような方法を考えなければならない。