2019-05-09 第198回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
産地サイドから見たときの一つの大きな鍵だと思っています。
産地サイドから見たときの一つの大きな鍵だと思っています。
許認可制から認定制に移行することで、農林水産大臣の認可から東京都の認定になることについては、産地サイドからすると、信用面での不安が出てくるとの御懸念の声をお聞きしました。 後ほど、メリットについてもお聞きしますが、まず、この点につきまして、周りの方々の不安の声、実際にどのような影響が出る可能性があるのか、川田参考人に伺います。
こうした中で、卸売市場流通については、産地サイドから卸売市場においてコールドチェーンが切れていることが問題として取り上げられる一方、消費者からは、卸売市場における鮮度保持の徹底等とともに、法令等を遵守した品質管理や適正な表示の徹底が求められているところであります。
もちろん、先ほどもありましたように、産地サイドでは、産地の大型化、農協の合併が進む、そういうのにも対応して生産地の大型化が進んでいる。さらに消費サイドでいえば、販売サイドと申しましょうか、そういう点で申しますと、先生からも御指摘がありましたように、量販店でのウエートがどんどん高まっている。
つまり、産地サイドもこれまでのような宅急便オーケー、郵便局オーケーからインターネットのところにまで既に事態は進み始めているということだろうと思います。
しかし、もう一方で、今先生がまさに四倍から五倍とおっしゃったように、一の浜値が四とか五になるまでのプロセスを産地サイドがつかむということでコストの削減なりあるいは付加価値の向上ということがあるわけです。それをむしろ積極的に先ほどのIT化の問題も含めてやってもらうようなことを考えたらどうか。
今後、こうした補助事業等の活用を通じまして、表示のシールなりカードを産地サイドでもって出荷物の中に同封する、川上の側からの協力体制の整備もお願いをいたしまして、小売店の負担を軽減するように配慮していきたいというふうに思っているわけでございます。 また、予算措置の拡充につきましても検討してまいりたいというふうに思っているわけでございます。
特に、産地サイドからは、どちらかといえば大都市におきます建て値市場向けの出荷への要請が強いわけでございますけれども、それはそれとしてこたえながらも、例えば効率的な物流システムを考えていくとかいうようなことを取り入れていきまして、全国的、効率的な流通ネットワーク、それは大都市の中央卸売市場、それを補完する地方の地方市場、これらが相まって効率的な流通を行っていくという、そういうシステムをつくっていきたいというふうに
今回の市場法改正によって産地はどういうメリットがあるのかなといった場合に、やっぱり相対取引が今後関東はさらに進んでいくよというふうに踏んだとして、相対取引を有利に進めていくという産地サイドとしては、手数料の七%を、ある意味では自由化すると言ってはおかしいですけれども、一%なり二%下げるというようなこと等も考えられるんじゃなかろうかなと。
今回、農林省がこうやって踏み込んだ以上は、非常にいいことですから、これを一つのてこにして成功させるためには、産地サイドだけに求めてもこれは私は成功しないと思います。消費者サイドの方々、国民全体がそういう理解を深めていかなきゃならない。そこで初めて私は、大きく農業に対する認識も変わってくるし、また大臣が絶えず言っておられる多面的機能というものに対しての国民の認識につながってくると思うんです。
でございますが、こういった特定物品の拡大ですとか、あるいは予約相対取引、これはあらかじめ数量なり価格につきまして生産者との間で契約をしておきまして、それらに基づいて一定期間にわたって行われる取引でございますが、そういった予約相対取引の改善ですとか、あるいはまた予約取引と申しまして、産地側の出荷情報に基づきまして前日に入札等で値決めを行うといったようないろいろな取引方法を有機的に組み合わせていくことが、産地サイド
産地サイドにおきましては、生産なり出荷が大型化いたしておりますし、また、消費サイドにおきましては、量販店なり外食産業等のいわゆる大口需要者の比重が非常にふえてきております。したがいまして、従来の競り取引だけでは十分でなくなってきておりまして、いろいろな取引方法が必要になってきておるわけでございます。
してこなせるような機械、施設の導入等も助成をして整備しなくちゃいかぬと思いますし、また流通段階におきましても、パッケージ施設あるいは最近非常に需要のあるカット野菜などの要求が流通業者にあるわけですけれども、そのカット施設、そういうものも流通段階で設置して、流通段階は流通段階で、小袋詰めにしたりカット野菜を包装したりできるように、そういう助成もしなけりゃいかぬということで、私どもとしては、それぞれの産地サイド
例えば品種改良でありますとか、あるいは良質米への切りかえを積極的に行うとか、そういった努力が行われておるわけでございまして、私どもといたしましては、そういう産地サイドの良質米生産への意欲というものは今後ともやはり取り組みとして行っていただかなければいけないのではないか、全体として米の品質を上げていただくというような努力というものは今後とも続けていただきたい、かように思っております。
ただこの分野は、輸入との競合問題を持っておるところでございますし、また事柄の性格上、先ほどもこれまた申し上げたところでございますが、コストなりあるいは品質の問題、さらには安定的な供給の可能な産地づくりの問題等々、幾つか産地サイドにおいても御努力いただかなければならぬ課題を抱えておるところでございます。
○甕政府委員 需要に応じた生産を進める必要があるということで、流通過程で形成されます価格が産地サイドにも十分伝えられていく必要があるというふうに考えております。産地におきまして生産者あるいは生産者団体が米の品質とか価格がどうなっているかということを十分これまで以上によく知った上で、自分の地域に合った多様な米づくりに取り組んでいくということが望ましいであろうというふうに考えております。
そこで、そういったいいお客様に直接接触をすることによって、もちろん売り上げもふえることが期待できますし、同時にどういった商品が受けるのかというマーケティングにもなるということで、産地サイドにも恐らくそういうニーズが潜在的に出てきつつあるような感じがいたします。現に幾つかの産地では何々の里というような形でそういう試みを始めているところもございます。
ここで、産地サイドといたしましては、このような供給の減というものを見込みまして、かなりことしは上がるのではないか、こういうような期待を持っておったのは事実でございます。しかし、幸いなことに、先生の御指摘にありました八月の価格は前年に比べましてなお三%の減の水準でございます。さらに、これは東京の塩のサケの価格でございますが、九月の卸売物価も前年同月に比べまして九三ということでなお平静でございます。
この法案の提出の姿勢は、いずれか申しますと市場サイドないしは消費者サイドの動きに重点が置かれ、産地サイドの動きが十分にはとらえられていないのではないか、こういう意見があります。
それから二点におきまして流通近代化の動きというものは、私の考えますところでは、消費地サイド、それから市場サイド並びに産地サイドとこの三つの点から現在近代化の動きが起こっておりますが、この法案の提出の姿勢は、いずれかと申しますと、市場サイドないしは消費地サイドの動きに重点が置かれて、産地サイドの動きが十分にはとらえられていないのではないかというふうに考えます。